読者の方からするといつ七福神に巡り会えるのかとご心配の向きもあるかとは存じますが、裏七福神巡りなのでご勘弁を。
場所は、摩耶寺と小山八幡宮の裏手になるが、人がすれ違えるだけの道幅のちょいとした小道である。前が小山八幡宮の森、後ろが摩耶寺の墓地なので住居がないという住宅地の真ん中にありながら静かなで風情があるのは確かである。
©hoihoi
しかし、歩いていくと目の前にプラで作られた看板(立て札??)があり、「哲学者の散歩道」とある。ふつうの感覚から言うと、その小道に入る前に「ここから哲学者の散歩道」みたいな立派な石碑があっていいようなものであるが、道の途中にあるので有難味が半減するような、お、俺が発見みたいな有難味倍増なのか??
日本では、「哲学の小道」という京都に大変有名な散歩道がある。南禅寺から銀閣寺まで2kmの長い散歩道であるが、この「哲学者の散歩道」はたぶん全長50mくらいなのである。いったいどこの哲学者が散歩したのであろうか。ワシも確かにその気分にならないことはない。神社の森にそよぐ風音を聞きながら、墓石を愛でるということは大変哲学的な気分になる小道であることは間違えないが、果たして、ここにくれば誰でも哲学者の心境になると、命名された方はここの町会長(?)さんなのである。やはり、長のつく方は偉いのである。視点が違う。こんな小道でも名前をつければなんとはなしに親しみが湧きそうである。確かに湧いた。でも、平成4年といえば16年前にこんな名前があったということは、口コミも、マスコミも取り上げてくれなかったんだろうか。
ということで、皆様、小山方面に訪れた際にはぜし、この小道で散策していただきたい。
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