ほいほいとぼとぼ日記・爺爺刻々

明かりは自ら求めないといけないのかな?

このお国の首相はどこまで自己中でいらっしゃるのか?と私より3つ年上の菅さんについての感想。

8月25日夜の菅首相の記者会見でワクチンもある、病床対策もする、新薬もあるから「明かりははっきりと見え始めている」と例のプロンプター棒読みでおっしゃった。ご本人はこの言葉が今回の記者会見の目玉だとしかし、それはいつになるのか、はっきりと見えるというのは、いつ終息するかが見えたということだと解釈するのが普通だと思うが、時期不明。また、明かりの先はいったい何があるのか?コロナゼロなのか、マスクなしで歩ける=酒もみんなで飲める日常のことなのか?さらに記者は聞かなかったが、冬の再流行というのは無いと思っているのだろうか??記者も予定していた質問をやるのではなく、終息の形とはいったいどの状態を指しているのか、具体的に聞いてほしい。菅さんの明かりと私の明かりは多分違うのでないか。自助で明かりを求めなければいけないのかな?

と言っても答える側の問題もある。記者の質問にまともに答えない人と思っていたが、まともに答えられる能力がないのではと最近思う。原稿がないとしゃべれない、その原稿も読み間違い、口では国民に寄り添いと言いながらまったく無視しているかのような。。。しかし、実は彼はちゃっとやっていると思っているのではないか。横浜市議時代に地位と権力を背景にした恫喝、パワハラまがいの手法をやったらうまくいく。国政に来たが、じつにその手法は国政でも通じる。度を越すくらいやった方がさらに効く。自民党の体質といってもいい利権政治のエッセンスを吸収したのが菅さん。菅ちゃんの言う通りに人は動くのはすごいね。菅ちゃんこれ頼むよ。頼まれごとを実現してあげるという成功体験が、自分に官僚が奉仕するのが当たり前という思考形態になってしまったのでないだろうか?また、パワハラ被害を受けた人間はトラウマとなり忖度しかしない。菅さんがいい意味での政治能力があるなら、多少強引でも良いのかもしれないが、誰も指示してくれない状況でビジョンも戦略的思考もできないから、行きあたりばったり。ワクチンが効くと思ったらこれ以外ない一本槍。他人の意見も聞かない、自己中の典型ですね。

(閑話休題:私も胸に手を当て(実際にはやらないけど)自分の基準で他人を評価してしまう、なんでこんな簡単なことがわからないのか?と思っていた経験があるのは否定できない。しかし、他人から指摘されて「いかん」と思ったこと、家に帰ってなんであんな事になってのかと反省することがなんどあったか。他人の声を聞かないと平凡な人間はだめです。)

「ワクチンさえ普及すれば終息する。だから全員が打つまで待て。それまで手がないのだが、それは仕方ないこと。精一杯やってるのになんで国民はわからないんだろう。」と菅さん。ここで爺さんは言いたい。菅さん、あなたの政党・政府がおこしている構造的な人災ですよ。その中心があなただと。その人災がいつまでに終わるのか、それはどういう状況なら終わりと言えるのか。しかし、菅さんが代わっても自民党である限り、本質的に体質は変わらないであるか期待はできない。

そして、野党も残念ながらそれに加担しているとしか言いようがない。国会が開催されなければ、国民運動(古いか?)を先頭きって音頭をとるべきでしょう。少人数の街頭デモでもいい。飲み屋店主を引き連れて都庁に金を早く払えとデモってみたか?五輪反対デモをやったのか?SNSを活用して、倒閣運動署名集めをデザインする気もない。これなら自分の意見も言えると思えるような画期的政治参加モデルを作らねば、いつまでたっても国会委員会のヒステリックな質問や官僚いじめヒアリングでは、なにもみえて来ない。これでは支持率上がりませんよね。野党連合で若者・ベンチャー企業にSNSの民意反映参加型政治モデルをコンペさせたらいかがでしょうか?若い人からいいアイデアが出てくるとおもうのですが。台湾のIT大臣に頼みましょうかね??

コロナのおかげで色んなもの(明かり?)が見えてきてますが、どの明かりを見ればいいのか具体的に教えて下さいませ。政治家、官僚、マスコミの皆さん。迷える国民に希望に明かりはどこにあるのかを。

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