そこで、今回の一押しは冬の主役「ラッセル車」である。「ラッセル車」とは前方に排雪板(ブレード)を装着し、進行方向の片側もしくは両側に雪を掻き分ける雪かき車なのだ。豪雪地域の初期除雪に活躍するほか、積雪がさほどひどくない降雪地でも用いられるが、JRではすべて引退しているので、ここ小樽の地に展示されている訳ね。見た目は前から見ると、鉄人28号のような顔付きで、いかにも力がありそうなのだが、実際は自走はできないである。ゆえに現役時代は、蒸気機関車やディーゼル車に後押しされて雪かきに精を出していた次第である。
写真は、左が複線用のキ550、右が単線用のキ100なのである。キ550は複線区間だと雪を片側にしか寄せられないので、船の舳先のようになっている部分が列車は左側通行なので左側に寄っていて左に雪を寄せる訳なのだ。キ100の方は、中央から両側に雪を掻いていくわけね。しかし、大雪になると雪を押しつけたり排雪するスペースが無くなるので、その場合にはマックレー車とロータリー車を連結した「キマロキ編成」が使われることになる。まさに雪かき部隊となる。残りのマックレー車とロータリー車は、次回に紹介と言うことであるのでよろしく。
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