ひねもす日々

毎日のこと、でも不定期更新。

ラジカセと鉄道と帯広と

2008年07月28日 | 日々雑記
実は、僕らが中学生の頃バブルでした。
実はっていうほどでもないけれど、ちょうどバブル末期、確か。

で、そのころは各家電メーカーが「ラジカセ」にもんのすごくこだわっていた時代。
こだわる箇所は「重低音」。
とにもかくにも、「重低音」なくしてラジカセは語れないと言うほど、猫も杓子も重低音。
「『フラットでキレイに音楽を奏でる』なんて、迫力がなくていかん!漢なら重低音!ズンズン来ないといい音じゃない!!」
なんて若干の誇張も入りつつも、ソニー、パナソニック、ケンウッド等々のメジャーどころから、オンキョー、DENON(当時はデンオン、今デノン)やらの音響メーカー、サンヨーとかの「え?洗濯機じゃないの?」というメーカーまで、日本の家電メーカーは軒並み『迫力の重低音』を追求しておりました。
なので当時ものの機械は本当にいい素材、材料と共に、開発費もものすごいことになっていたはず。
サンヨーのラジカセは確か高級機で6万超えてたはず。
「クリスマスプレゼントにラジカセ」とか、親が泣きますよ。この金額ならホントに。
まぁそんなこんなで当時のラジカセは良い部品を使われている場合が多いので、確かに「音がよい」のです。

そしてやっと本題。
実は今の家には5.1chのアンプしか音の設備がなく、ちょこっと聞きたい時には非常に面倒だったのですよ。
そこでコンポ購入も微妙に考えたのですが、「あ、バブルラジカセ!」とおもいだしたのです。
で、早速検索。
ヤフオクだと結構出てて、でも微妙に扱いが悪そうなものも多くて。
で、あちこちでバブルラジカセが欲しい旨をしゃべっていたら結構みんな持ってるのね、で、使ってないと。
「あげるか?」「ならば下さい」と生徒さんの一人で60代の主婦の人の家まで行ってきました。

その人の家は大きかった…、そしておもしろい作りをしていた、なんていうか、上がったり下がったり。
地下室に例のバブルラジカセがあるというので降りていくと、デカイ鉄道模型が!
いや、正確に言うと、Nゲージのレールが!



いやね、あるのは聞いていたけれども、こんなにデカイとは思わなかった。
これは、先日亡くなったおじいさんの趣味で作られたもので、コントロール基盤もすべて手作り。
配電盤見ても、一瞬何がなにやらわからないくらい。
ちゃんと信号も点いているし、これ作るのどんだけ時間かかったんだろう?…ってかこっちの壁にものすごい車両がたくさんあり…あ!こっちの壁も!と、すごいことになってました。

「遊んでいいよー」と家主。
あの、こんなすごいセットで遊べません、怖くて。
と、思ったけれども、動いているのを見せたそうな家主、でもよくわからないからわかりそうな僕に動かしてみてと。
配電盤としばしにらめっこして、いくつかいじってみると、「あ、これか!」と。
で、動きました、なんとかね。



ちょっとこれ本気でやったら楽しいかも。
ずっと見てても飽きないのですよ。
いいなぁこういうのも。
僕は地下室じゃなくて屋根裏部屋に作りたいですな。

で、例のバブルラジカセも頂きました。
DENONのもので、家に帰ってから聞いたらやっぱりいい音出してました。
これはこれで全然有り!です。

そして、土~日はSの母より帯広で手伝いをしてくれとのことだったので早朝4時半起床、5時出発で帯広に向かいました。
ものすごく良い天気で、最高に気持ちが良く、片道休憩しながらで約4時間、あっという間でした。

到着後は、骨董品をいろいろ直す作業やら、買い物やら。
骨董品のセールをしていたのですが、商品知識がないものだから接客は出来ないので裏方に。
で、日曜日には帰省していたみぃちゃんに電話、呼び出すというちょっとした暴挙に出つつ…。
自転車でやってきたみぃちゃんは相変わらずで縁結びの神社に行ったらみんな真剣すぎてビックリしたと。
で、最終的に夕方になり、「お腹が空いたので帰ります。」と小学生のような一言を残し、夕日に自転車が妙にマッチした後ろ姿でみぃちゃんは帰って行きました。

で、自分のバイクを写真に撮り、後片付けをして一路札幌へ。



なかなかに帰り道はクルマが少なく、快適な夜道…でした。
…夏の夜は虫がすごいのを忘れてはいなかったけれども、ヘルメット、革ジャン共に小さい虫がビッシリくっついていました。
ホント勘弁してもらいたいくらい。
夕張のコンビニで数年ぶりに野生のクワガタ(雌)を発見し喜ぶも、もう一度ビッシリと虫だらけになったヘルメットをかぶると言うのがやや苦痛で…。

ま、それも夏の醍醐味と言うことで帰宅。
充実した週末でしたよ。

ちなみに8月は10日以外の日曜日が全部埋まっています。
仕事がらみで、自由に動けるのはお盆休み10日~16日のみとなります。
前半は道内ツーリングに行こうかと。
後半は14日にみぃちゃん、16日にメガマック兄と会います。
楽しみぃ!
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2 コメント

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Unknown (O谷)
2008-07-28 22:01:19
ぼくのは日本ビクター"CDian RC-X70"でしたね。
忘年会の商品として、父が無料でゲットしてきました。
「6万円」と呟く父のボイスに、小学生の私はまず卒倒しました。
しかしそれ以上に、前面下方に黄金色で記されたデフな文句
「G-HORN EX」に、幼心は動揺しました。
昔から新しい機械に強かった兄は、落ち着いた手つきで
「G-HORN LEVEL」つまみをMAXにセットし、
コンパクト・ディスク「徳永英明 夢を信じて」をPLAYしました。
「G-HORN EX」両脇の重低音排出穴から、英明は部屋中にあふれ出しました。
前代未聞の重低音で、朗々と出てきました。
家族の皆が、「おー重低音」と、言いました。
あの大迫力は、今でも明瞭に脳内再生できます。
すごいモコモコ感でした。

興奮してしまってすみません。
今年は22-25で帰ることになりそうです。

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Unknown (masa)
2008-07-29 11:08:32
僕のはサンヨーで、「ZooSCENE」と書かれたスピーカーが本体から離れるタイプでした。型番は失念しましたが、今思えばラジカセからミニコンポ、マイクロコンポへシフトしていくための機種だったのかもしれません。
当時から大きな音が好きだったので、彼は常に爆音で鳴り続けていました。当時のヘビーローテは「米米クラブ」。僕は歌い続けました。周りの迷惑も顧みず。
今でも当時の曲はサラで歌えます。

それはさておき、
>すごいモコモコ感でした。

まさにその通り、今回頂いたラジカセも、ものの見事に「すごいモコモコ感」でした。
でもそれがまた懐かしかったりw

「ああ、バブルの音が聞こえるよ~」

ってな具合でw

>今年は22-25で帰ることになりそうです。
了解です、楽しみに待ってます。
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