最終日は、食堂車のシフトが設定されていなくて、朝食の時間、およびブランチの時間が連絡され、好きな時間に来い、ということになっていた。
4日目、カナディアンロッキーの北側、ジャスパー駅に13時(予定。あくまで予定)に着き、そこで降りる乗客が多いためだと思われる。
朝食は取らず、コーヒーとクッキーで過ごしていたワタクシ。
11時過ぎ頃、ブランチをとりに食堂車に。
前室で名前を呼ばれるのを待ちながら、前日のUKからの老夫婦と、彼らイギリスからのツアー客を面倒見ていたカナダ在住のアメリカ人ツアーガイドの女性と若干お喋り。
朝食なぞは、食堂車のテーブルが準備できたら名前を呼ばれる仕組みなのであった。
ブランチのメニュー。
だいたい毎食、4種類ぐらいから自分の好きなメニューが選べる。
ビーフ、サーモン、チキンと食べたので、この日はロブスターのラビオリを選択。
これもね、美味しかったなー。
なんていうんだろなー、めちゃくちゃ凝ってるわけではないのかも知れないけど、普通にちゃんと料理された美味しい味付けなのだ。
相席は、それぞれ一人らしい女性と、男性と。
女性が何も喋らなそうだったので黙ってたけど、なんか喋ったら良かったかな。
次は英語ペラペラになっておかねば。
部屋に戻る。
もうだいぶ、景色は森林。
と、プラント。
実はこの頃、上空では雨が降っていた。
でも前方に見える青空。
ずっとね、週間天気予報とか見て心配してたんだけど、この日、カナディアンロッキーではかなりの雨と風に見舞われていたらしい。
ワタシの到着とともに、過ぎ去る雨雲。
そんなことも知らず、ワタシは景色を撮り続け、
景色はどんどん山深くなっていった。
カナディアンロッキー、ジャスパー国立公園に列車は進入し、景色もそれっぽくなっていく。
カメラをズームしてみると、山全体に見られる湾曲した地層。
もしや、ものすごい地殻変動で大地が隆起して、これらの山々が形成されたのか?
なんだか凄いところに来てしまった予感がし始める。
写真じゃ伝わりましぇん。
(つづく)