馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌09.17パタパタ

ひたすらパタパタ
炭のしたにある種火
たのむぜ。
消えてしまいそうな不安を
うちわであおぐ
ところで
なんで七輪っていうの?
七輪は昔のお金
たった七輪で買える少しの炭には
ムダがない
省エネな匂いが
秋をつれてくるまで
もっとパタパタ
不安のうらには期待がつきもの
その逆も言えるけど
炭がやる気を出してきた
ピリーン、ピリーン。
音もいっしょに
タレにくぐらせて
しばらくそっとしておこう
なんでも待つことが大切なのだ
火の粉が踊りだした
よーし。もう、大丈夫。
期待のふちが
秋刀魚のかたちに
ジュワっと焦げている


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