ふとしたことの殻を割って玉子を落とすおだやかでそれでいて思いがけない発想が溶けるまでフライパンでいためるあ、もう起きてた? の眠そうな声とツール・ド・武蔵でもらった「山菜の力」を千切りにしてみそ汁に浮かべるあたりまえをキープするために忘れるべきものは忘れていく決意を鍋で煮る母が遺していった利尻の昆布といっしょに