馬屋記ーヤギとクリの詩育日誌

詩育日誌02.25がっかり

思いどおりにならない
がっかりが
畑に穴を掘っている
イタチのキュー坊は
がっかりの罠にはまって
二度と笑おうとしない
荒れた家で
なにも、考えん。
アナグマさぶ郎は軽トラにはねられて
空を飛んだ
そのあいだに
生きる意味を考えた
花はきれいに咲いているのに
毒がある、なぜか?
三毛猫のピーちゃんは花を食べて
もうこの世に戻れん
がっかりだ
もとに戻らない
がっかりを枝にかけたまま
朝が来て
梅の花が咲いた
ここは荒地ではない


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