
「乙女の友」という《どんな暮らしのなかでも日々を愛で、
大事な家族や友人たちと心愉しく過ごす術》を読者に届ける、
少女のための美しい雑誌の編集者になった17歳の少女、ハツ。
卒寿を越えたハツの元へ70年以上の時を越えて届いた
暗号で書かれたラブレター…。
フィクションではあるけれど、
「少女の友」(1908-1955年)がモデルのようです。
中原淳一の絵を頭に浮かべながら読みました。
母が1冊だけ購入していて、子どもの頃
付録の本を見せてもらったことがあります。
ちいさな正方形で、背表紙があり
赤い布張りの愛らしい無地の本で
バンビが金押しされていた、それは
母が中学校を卒業するときのサイン帳でした。
思わぬところで少女の母と出逢い、
ワクワクした記憶があります。
「彼方の友へ」表紙もかわいらしい雰囲気の絵が描かれていますね。
どんぐりうさぎさんの紹介に読んでみたくなりました。
すごく古い年代物の本から中古の本まで、古本が好きです。絵本をよく買うのですが、小説や雑誌も好き。
機会があれば「少女の友」も手に取ってみたいと思いました。
大きな存在だと思っていた大人の幼さを感じる時、子どもながらにドキドキワクワクしますよね^^
趣のある布張りの手帳にお母さまの初々しさを見て、
胸をときめかせたどんぐりうさぎさんは幸運ですね。
どんぐりうさぎさん、たくさんお話出来て嬉しいです!
子供の頃のワクワクまで蘇えるなんてすごいですね。
温かな小説を書くかたで、好きな作家さんのひとりです。
思いがけなく、母の中学時代のあだ名を知ることになりました
絶対にありえないことですが、もし母と同級生だったら
仲良くできたのかなぁ、どうかなぁ…などと考えたりしました。
とっても嬉しいコメントをありがとうございます
思いがけなく忘れていたことを思い出して
嬉しい出逢いでした☆