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私がこの本を手に取ったのは
終戦記念日が近づいているからではなく
作者が「魔女の宅急便」の方であり
テレビのトーク番組で拝見して
とても素敵な女性だったからです。
主人公のイコちゃんは10歳。
私の母より少しお姉さんです。
イコちゃんは大好きなお婆ちゃんと離れ
継母と疎開先へ。ノミやシラミと闘い
戦争の理不尽さを感じながら
懸命に、新しい環境に
慣れようとするすがたに心打たれます。
私の母方の祖父母も疎開組でした。
母は私にとって生まれた時から母であり
ガミガミとお小言をいう厳しい存在でした。
その母が、疎開してから足を引っ掛けられる
などのイジメにあったと知ったのは
この春に帰省した時。寝耳に水でした。
お小言より、そんな母の子供時代の話の方を
聞かせてくれたらよかったのにと思いました。
物語のイコちゃんが
小さな女の子だった母と重なり
その時代を思いました。
思いがけなく戦時中の物語を
読むことになったわけですが
この本に出逢うことができて
ほんとうに良かったと思います
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東北の十和田湖~八幡平に囲まれた山郷に住んでいる爺ぃです。
イコちゃんの絵を見ただけで、母を思い出し涙が溢れました。
私の母は昭和3年生まれ…2才で父親を失い幼少期の悲惨な暮らしを聞かされてましたので、
私の体験と母や知人から聞いた話を…ブログに綴り、子供達に遺しております。
世界中で日本だけが時代を逆行しているので…次の世代が心配でなりません!
祖母から もっとたくさん 話を聞いておけばよかったと後悔しています。
どうぞ ブログを通して 戦争の愚かさを 発信していって くださいませ。
コメントを ありがとうございました(^o^)