VAIO VGN-T51B
まずメモリーですが、標準では256MBで、XPのSP2、セキュリティソフトインストールでは、絶対的なメモリー容量が不足しており、動作が遅い一因となってしまっています。
MicroDIMM PC2700で512MB増設(トータル768MB)まで可能でしたので、早速512MBのMicroDIMMのメモリーを探しました。・・・がMicroDIMMのメモリーは現在ではあまり流通しておらず、価格もかなり割高です。
いろいろ探してTranscend TS64MMD64V3F を比較的安い値段で見つけました。
TS64MMD64V3F
同じ機種でこのメモリーを増設して問題なく動作しているという報告もありましたので、購入しました。
メモリーの増設は、底面のバッテリ側ネジ3個を外し、次にキーボードの「F5」および「NumLock」キーの上あたりの爪を外してキーボードをひっくり返すと、メモリーの空きスロットがあるので、ここに取り付けます。
メモリーが無事に512MB増設できました。 仮想メモリの設定・確認も行っておきます。
次はディスクパーティションの変更作業です。
ディスクパーティション作業は、最悪の場合ファイルシステムが壊れてしまうことがあるので、まずディスクを丸ごとバックアップを取る必要があります。
通常ですと、ハードディスクを取り外してUSB変換器を接続して検証用パソコンで丸ごとバックアップを取ると速いのですが・・・1.8インチのハードディスクなのでこれができません。ということで、ブートCDからバックアップソフトを起動して、外付けUSBディスクに丸ごとバックアップを行いました。
バックアップが無事にとれたら、パーティションの割り振りの変更です。
現状Cドライブの空きは144MBしかありません。
空きは144MB!
Cドライブが13.97GB、Dドライブが38.68GBの割り振りになっています。
Dドライブは、ほとんど使われていません。
普通に操作すると、ソフトのインストールやデータの保存先はCドライブになりますので、暫く使っていると約14GBのディスク容量では空き容量不足となってしまいます。CドライブとDドライブにディスクを分割するのは、かまわないのですが・・・もう少し割り振りを考えて欲しいですね。
パーティション変更ソフトをブートCDから起動して、CドライブとDドライブの割り振りを変更しました。
Cドライブを40.02GB、Dドライブを12.64GBに変更しました。これによりCドライブの空き容量が25.6GBとなり、まだまだ使るようになりました。
空き容量が25.6GBに!
メモリー不足、Cドライブの容量不足を対処したあとは、今までとは異なりキビキビ動作するようになり、お客様も喜んでいらっしゃいました。
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