電源ユニットを取り外して送付くださるようにお願いして一旦電話を切ったのですが、・・・暫くしてまた電話があり電源ユニットを取り外そうとしたが、うまく取り外せないので本体ごと持っていくので修理して欲しいとのことでした。
T90Kについては、電源ユニットからのテレビ用のコネクター2個が、テレビ(ビデオ)基盤のほうにつながっており、これを外すためには、テレビ基盤のカバーを外す必要があり、これが結構大変な作業なので諦めてしまう方もいらっしゃるようです。
電源ユニットの取り外しに自信がない場合は、近県の方であれば本体を持ち込んでくださるか、遠方のかたであれば、クロネコの家財宅急便などで送付くださればOKです。
ただ宅急便などでは、輸送途中の液晶パネルの破損の可能性がゼロというわけではないので、できれば遠方のかたは、電源ユニット単体で送付くださったほうが安心です。
さて電源ユニットを取り出して内部を確認してみると・・・
液晶パネル用の電解コンデンサー2個、起動関係の電解コンデンサー3個が液漏れ・頭部膨張していました。電源ユニットの電解コンデンサーの故障が原因で間違いないです。
11個の電解コンデンサーを日本メーカー製の低ESR長寿命品に交換しました。
電源チェッカーで問題ないことを確認し、本体に組み込んで動作確認を行いました。
無事に起動し、画面も表示されました。
大画面液晶一体型パソコンの場合の本体ごとの持ち込みや輸送は大変ですが・・・こちらで実際に起動・動作まで確認できるのはメリットですね。
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