このブログでも、電源ユニット(特に液晶一体型パソコン)の2次側平滑電解コンデンサーの液漏れ・頭部膨張などの故障による、交換修理作業について紹介していますが・・・相変わらず多い状態です。
特に最近は、数年前に同様の症状で、電源ユニットを修理や交換してもらったが、また故障したということでどらともへのご相談が多くなってきました。
この理由として考えられるのは・・・液漏れ・頭部膨張を起こしている、いわゆる故障した電解コンデンサーのみを交換していることが挙げられます。
故障していない電解コンデンサーも、温度や時間などの使用状況は同じですし、たいていは同じメーカーの同じシリーズのコンデンサーが使われていることが多いです。なので、故障した電解コンデンサーがあるということは、その周辺の電解コンデンサーも近々同じように、故障する可能性が高いということです。実際に修理依頼の電源ユニットで、交換されたコンデンサーの隣のコンデンサーが今度故障しているというものもあります。
どらともサポートでは、電解コンデンサーの液漏れ・頭部膨張の故障が確認できる場合は、2次側の平滑用電解コンデンサーを全て日本メーカー製の低ESR・長寿命品のものに交換いたします。若干部品代は高くなってしまいますが・・・返却送料を含めて1万円弱で対応させていただいております。
せっかく修理に出して直っても、また別のコンデンサーが故障して修理しないといけないのは・・・残念ですよね。
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