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「かな入力」と「ローマ字入力」

もう何年も前にサポートさせていただいたお客様から電話がありました・・・パソコンが壊れたので直して欲しい・・・と。

ただこれだけでは、全く状況がわかりませんので、具体的な症状をお聞きしました。

・・・すると、打ったキーと違う文字が入力されるとのことでした。もしかと思い、具体的にどのキーを打つと、どの文字が入力するのかお尋ねしました。
「あ」を入力しようとして「A」のキーを打つと、「ち」と入力されてしまうとのことでした。

もうわかったかたもいると思いますが・・・これは文字の入力モードが「かな入力」になっていることが原因です。
キーボードの「A」に小さくひらがなで「ち」も記載されていますが、「かな入力」モードの場合は、こちらの「ち」が入力されるようになっています。

入力モードは、「ローマ字入力」と「かな入力」があります。「A」のキーを入力して「あ」が入力されるのが「ローマ字入力」、「ち」が入力されるのが「かな入力」です。ほかのキーでもキーに表記されたひらがなが入力されます。

昔・・・といってもワープロのころは、「かな入力」で使っているかたが多かったですが、今では多くのかたが「ローマ字入力」を使っています。そのため「かな入力」のモード自体を知らない方も多いみたいです。
逆に「かな入力」を使っているかたは、「ローマ字入力」の存在を知っているかたも多く、切り替え方もご存知のことが多いです。

今回のお客様も「かな入力」のことはご存じなくて、電話で切り替え方をご説明しました。

「IMEバー」が表示されているとのことでしたので、「KANA」という表示をクリックしてもらいました。よく気がつかないうちにこの「KANA」の表示をクリックしてしまうと、入力モードが切り替わってしまい、ビックリすることが多いみたいです。

無事に「ローマ字入力」に切り替わり、「A」を打つと「あ」が入力されるようになったと連絡がありました。

パソコンの故障でなくてよかったです。
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