お伺いして実機を確認しました。LenovoのThinkPad T430 Windows10Pro(64bit)アップグレード です。
スペック的には、i5-3320M 2.60GHz、メモリ4GB、HDD320GBです。
電源を入れてみました。
確かに、動作が遅いです。メーカーロゴが表示されてからWindowsの起動画面まで、暫く真っ黒の画面のままです。
数分待って、やっとWindowsのデスクトップ画面が表示されてきて、さらに待つとデスクトップのショートカットなどの表示が完了しました。
WordやEdgeなどのアプリを起動しても、なかなか起動してきません。暫く待って起動しても、今度は動作が遅いです。
タスクマネージャーで確認してみると・・・やはりディスクが使用率100%で貼りついたままです。
10分程待ちましたが、100%のままです。
ディスクの状態を確認してみました。
「正常」状態でしたが、使用時間が12,000時間を超えており、ディスクの交換のタイミングでもあります。
SSD(半導体ディスク)に換装することで、動作が速くなると判断し、換装のご提案をしました。
元のHDDの容量が320GBでしたが、あまり使用容量が多くなかったので、250GBのSSDへ換装することにしました。
またWIndows10のバージョンが1903で古かった(サポート終了)ので、合わせてバージョンアップすることにしました。
まず、500GBのHDDへクローンを作成しました。いつものように「これDo台ProHi-Speed」でクローンを作るのですが、今回不思議な事にクローンの途中で10分くらい、クローン作業が止まりました。セクターエラーなどでHDDからデータが読めなくて、リトライして止まっている感じではありませんでした。
暫く放っておいたら、また何事もなかったかのようにクローン作業が再開しました。結果的には、セクターエラーで読み取れなかった個所もなく、クローン作成したディスクも正常にクローンできていました。今回、動作が遅かったのに何か関係しているのでしょうか。
クローンできたHDDをパーティション編集ソフトを使って、250GBに収まるように編集して、SSD(250GB)へクローンを作成しました。
クローン作成後、SSDに換装して正常にWindowsが起動し、一般動作することを確認しました。やはりSSDにすると速くなりました。
タスクマネージャーのディスク使用率も、すぐに数%~数10%に落ち着きます。
再度パーティション編集ソフトを使って、「未割り当て部分」をCドライブに割り振りました。
あとは、Windows10のバージョンを1903→21H1へバージョンアップしました。
これでまだまだ使えるノートパソコンに復活しました。
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