しっかりと、圧縮の項目にチェックがついています。圧縮されているファイルやフォルダーは青文字で表示されるのですが、お客様のパソコンはCドライブのファイル・フォルダーは全て青文字で表示されていました。
320GBのハードディスクが搭載されており、Cが83GB、Dドライブが197GBに割り振られています。(Dドライブは圧縮されていません)
Cを圧縮した状態で、空きは33GB程度あります。
500GBの新しいハードディスクを用意し、セクター単位でコピーを行い、Cドライブの圧縮解除を行い、増えたディスク容量分をCドライブに割り振りました。
Cドライブは、50GB程度ありましたが・・・この圧縮解除には、5時間程度かかりました。一部圧縮解除できないファイルもありました。
圧縮のチェックが外れて、大容量化に伴いCドライブの総容量は、251GBと大幅に増えました。
そして、圧縮時はCドライブの容量は50GB程度だったのですが、圧縮解除後は56GBとなっていますので、圧縮により6GB(約1割)のサイズを縮小できたことになります。
そして、作業完了しお客様のところへパソコンを持っていき、いろいろ確認していただいたのですが・・・とにかく動作がスムーズになり、ネットでいろいろ操作してもフリーズしなくなったと、喜んでいらっしゃいました。
ドライブの圧縮機能は、昔のようにハードディスクが高価で容量が小さかったころに、苦肉の策で使うような機能だと思います。動作は絶対に遅くなりますし、ファイルの破損のリスクも高くなります。
Cドライブの空きが少なくなって困るような場合は、より大容量のハードディスクに交換して、増えた分をCドライブに割り当てるのがよいと思います。
もちろんその前に、不要なファイルやフォルダーの削除や、メディアへ保存してパソコンから削除するなど空きを増やすことも必要です。
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