先週でNHKのコウラン伝が終了しました・・・
ハッキリ言って、ガッカリでした。
韓ドラ枠からの中国ドラマだったし、NHKの選んだドラマ・・なので期待してました。
キャストもエイラクと被る事で・・・(エイラクは記憶に残るドラマ)
どんなところが残念だったか・・・考えてみた。
1 吹き替えなのでよくない。
2 週1回なので、ストーリーに入り込めない。
3 時代背景がややこしくて、日本人向きではない。
初めて中国ドラマを目にする人がこういうのか・・と思ってしまったら、本当に残念な事です。
自分は中国ドラマが面白いから見て・・と、周りに勧めるスタンスではないし、今さらどう評価されても関係ないかな。
今見ている「長安24時」とは、比べ物にならない内容だと思った。
もっと素晴らしいドラマがあるのに、なぜそういうのを放送しないのか?
こんなレベルのだったら、BS・CSにお任せしたらいい。韓ドラにお返ししてください。
時代背景については、中国の初期の「周」・「春秋戦国時代」このあたりの話は、小さな国がたくさん出てきて、地理や思想や宰相、史書・・当時の事を理解してからでないと、分かりづらい。漢・唐・清などのように中国統一された王朝の話なら、よかったんだと思う。
「始皇帝」がビッグで有名なので選んだのだと思うけど、NHKの選択は安易すぎた。
ついでに言うと、「秦」は東の新しく出来た勢力・・「楚」は南方。野蛮な国ということになっている。
「趙」は、最初の統一王朝の「周」が3つに分かれて出来た国。あとの2国は「魏」「韓」
だから、歴史や伝統や格式が違う。時々話に出てきた「斉」「燕」は北や東のはずれの新しい国。
最後に出てきた「燕」の太子丹が、祖国に逃げ帰って「始皇帝」に刺客を次々と送る事になる。
「史記」の中の「刺客列伝」の「荊軻」の話が大好き。
風蕭々として易水寒し
壮士ひとたび去って復た還らず
あまりにも感動的で有名なこのシーン・・・。その直前であっけなく終わってしまって・・・
なんのために我慢して見ていたのか~と、ガッカリしてしまいました。
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