渋滞の中、トイレに行きたくなってしまった私。
Dinnerの予約時間があるために、何としても急いでレストランに辿り着きたい同僚。
トイレを連想するような話を避けて、何とか持ちこたえるしかない。
話題は原発へ。
彼曰く、ドイツでは最後の原発が今年で終わるのだそう。
日本では、逆に増やしていますよね?
ただ、風力や火力、太陽光、水力、地熱発電を駆使しても国が必要な電気を本当に賄えるのか、彼は疑問に思っているようだった。
日本では、原発は「産業」になっている一面もあるから(他国に輸出)つぶせないのだろうか。
それとも、政治献金の出処の関係?
いずれにせよ、ドイツは必死にもがきながら、脱原発を図っているということだ。
日本は、この先、何を優先して、何を失っていくのだろう?
また、ドイツの鉄道網は、地方によっては衰退の一途を辿っているそうだ。
主要な都市を結ぶ路線はきちんと整備されているのだろうが
地方によっては、完全なる「車社会」になってしまったようだ。
以前は走っていた列車も、今は運行しておらず、一番最寄の駅でも10キロ先。
当然ながら、列車より車を優先する人々。
列車に乗る場合も、もちろんあるけれど、日本のようにきっちり時間通りには来ない!と叫んでいた。
ドイツって、時間にきっちりしているというイメージがあったのだけど。。
それだけ、鉄道関係に資金を回すことができない、という事だろうか?
BMW、フォルクスワーゲン、メルセデスベンツ等 自動車産業はドイツの基幹産業であるため、鉄道網を充実させてしまうと産業を守れないという理由があるのだろうか?
色々、興味深かった。
話をしているうちに、何とか、次の街に到着。
と、トイレ―~!!
駐車場のトイレに駆け込み、事なきを得た。
やって来たのは、Schwäbisch Hall, (シュヴェービッシュ ハル )
風光明媚な古城街道の塩の街。
市庁舎
屋根のある橋。
コッハー川沿いの建物には趣がある。
広場(Marktplatz)にもうすぐ陽が沈む
魚井戸
右側にあるのが罪を犯した人を見せしめにする台だそう。首輪が繋がれていた!あれは、レプリカでなく、本物なのか!?
聖ミヒャエル教会前のレストランで食事した。
ヒャー、何とか予約時間に間に合った!
同僚は豚肉。私は両少な目にしてもらった。メニューは、よくわからんのでお任せ。山のようなマッシュポテト。美味しかった。
ローテンブルグでは、沢山の日本人や世界の観光客で溢れているらしいが、
この街は、アクセスが車でないと不便なため、観光客にはそれほど知られていないそう。
もったいない。こんなに美しいのに!!
私は断然、ローテンブルグよりシュヴェービッシュ ハルの方が好きだ。
Museumも無料で入れたらしいが、私達は遅い時間に立ち寄ったので空いていなかった。残念💦
車で来れる方には、是非おススメしたい街です。
【次へ続く】