廃屋 死の準備ー斉藤茂太
斉藤は先生は精神科医で小説家である
70歳も半ば、人生日没に近づいたらジタバタ
しない覚悟が少しできているつもりである
向こうからくる{死}である、ならばトコトン
死ぬまで生きてやろうじゃないか
しつかり死神を見据えて老年を過ごすがよろしかろう
死を意識することは生を意識することである。
ダラダラと生きるのでなく、密度の高い「質の生命」へ
と転換することに、「死を憶える」価値がある
死えの準備の中に書いてある、斉藤先生は2006年90歳で永眠「合唱」
此のブログ暫くこの本を取り入れ書き込みたく思う
写真の廃屋は30家以上の群落であつたが今は総て廃屋と
倒壊している、形あるももの姿か?
私自身に送るメツセージは 張 九齢の漢詩
宿昔青雲志 蹉跎白髪年 大志を抱くも失敗多く、いつのまに白髪
誰知明鏡裏 形影自相憐 の歳、鏡の中で、私と私の影とが互いに 憐れみ合うようになろうとは。

