料理を作るのが好きで、野菜が大好きです。
野菜が好き過ぎて、近くの市民農園で畑を借りて、野菜を作ってた事もありました。
小さな畑でしたが、
大根、にんじん、青しそ、バジル、落花生、そら豆、玉ねぎ、キャベツ、レタス、エンドウ、ねぎ、白菜、ナス、トマト、にら…などなど
野菜の他に、マリーゴールドやひまわりなどの、花も植えていました。
仕事をしながらの野菜作りでしたので、
畑で作業をするのは、仕事が休みの日だけ。
それでも野菜作りは楽しくて、畑仲間もできました。
以前から、そこで野菜を作っている方に、育て方を習ったり
種を頂いたり、ネットで買った種を差し上げたり。
畑の先輩には、若い(20代くらい)の男性がいました。
彼は都会生まれの都会育ちですが、畑作りに憧れてこの町に住み始め
会社員として農業の仕事をしながら、プライベートの畑を借りて野菜を育てていました。
彼の野菜作りは、自然農法という育て方でした。
必要以上に、水をやらない、草を取らない、耕さない、
というやり方で育てていました。
手をかけない(ように見える)のですが、立派な野菜が育っていました。
私も、それを真似して、野菜作りを始めました。
その農法で始めてから、
タネを植えてから、水をかけた事がないのです。
それでも、たくさん採れました。
そら豆が育った時などは、びっくりするほど多く収穫できました。
ご近所さんにも、配りました。
夏の仕事が休みの日は、
朝5時くらいに起きて、畑で3時間くらい草取り。
8時前に、家に帰って、シャワーを浴びて一日の生活を始める…
というような、健康的な生活をしていました。
母の介護が必要になったので、残念ですが2年前に止めてしまい
それからは、小さなベランダのプランターで野菜を作っています。
今は、ネギとパセリを作っています。
不思議というか、当たり前というか、
畑で作っていた時は、水やりをした事がないのに、すくすく成長したのですが
ベランダで植えた野菜は、水やりが欠かせません。
パセリなんかは、数日水やりを休むと、元気がなくなってしまうのです。
それで、慌てて水やりをしています。
今、ベランダの弱ったパセリに水をやりながら、大地の強さをひしひしと感じています。