遠距離介護日記 人生で今日が一番若い日 母も私も

60代、一人暮らしです。
母の遠距離介護。働きながら続けています。

「死ぬまで歩きたい」

2022年02月18日 | 介護 続けるコツ

「死ぬまで歩きたい」久道勝也著

 

友人が、こんな本を貸してくれました。

 

歩行を維持する事が、人生の幸せを決める。

健康寿命の9割は、歩く力で決まるそうです。

 

誰でも迷惑をかけずに死ぬのは理想です。でも、死ぬ直前まで、元気にしているのは、今の医療現場では非現実的だそうです。

 

「ピンピンころり」は現実逃避。

 

ある意味、妄想に近いそうです。

確かにそうですね。

 

誰もが、死に向かっています。

人生の最後でどういう終わり方をするのかの大切なポイントが、歩くことだそうです。

私たち日本人は、靴の文化が短いので、自分に合った靴を探すのが苦手なようです。確かに、そうかもしれません。

 

足の健康が、老人のQOL(quality of life:生き方の質)を決めるそうです。

 

久道勝也さんは、言います。

「歩行こそが幸福感を支えている」

と。

 

実は、去年の11月まで、会社まで電車を使わず徒歩通勤をしていました。それが、冬になり寒くなって止めているのです。

三月になったら、また開始しなくては、と思いました。

仕事や趣味を続けるためにも、歩くことをもっと大切にしようと思います。

 

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63歳、独学でドメインの勉強から始めました

2022年02月13日 | 思うこと

63歳、独学でドメインの勉強から始めました。

 

実は、新しいブログを一から作りました。
新しい、ブログはこちらです。

「遠距離介護物語」

笑いと楽しさ、そして涙のあとを綴った遠距離介護の物語です。

今まで、このブログを読んで頂いている方は、ご存知だと思いますが、明るく楽しい遠距離介護を目指してきました。もちろん、これからも続けるつもりです。

でも、続けていると楽しい事ばかりではありません。大変な事もあります。泣きたい気持ちになることもあります。

最近、母の体調が悪くなり、一人暮らしができない可能性が出てきました。年齢か言うと予想していたことですが、これからの生活を、考え直さなくてはいけません。

コロナがなければ、私が仕事の休みに帰る事もできるのですが、それも難しい状態で、新しい方法を探さないといけません。

新しいログでは、これからの状況も合わせてお伝えしようと思います。今までと同じように、新しいブログもよろしくお願いします。

実は、新しいブログの為に、独学でドメインの勉強を独学で始めました。

新しいブログは、ドメインを作り、ワードプレスというブログのソフトを使って書いています。

 

ドメイン?

レンタルサーバー?

ワードプレス?

アクセス解析?

アナリティクス?

はあ〜何のこと?

 

難しい言葉と格闘しながら作りました。実は、まだ理解していないものも、たくさんあるのですが。

実は、この新しいブログは、インターネットを参考に独学で作りました。本も買いませんでした。理由は、節約の為です。

本代って結構高いのです。一冊に全部書いてあればいいのですが、そんな便利な本はありません。欲しい内容の本を揃えると、お金が大変です。そこでインターネットで独学。

インターネットなら、無料で情報が手に入ります。それに、丁寧に分かりやすく書いてあるページが多いのです。

 

年を取ると、新しい事にチャレンジできなくなります。ましてやスマホ、パソコン、インターネットのような最近のものは特に敬遠したくなります。

今は普通に使っているスマートフォンやパソコンも、どんどん進化していくのでしょう。それに私の頭が追いつくのは大変です。

若者と同じくらいには使えなくても、普通にネットを使えるようにしておきたいと思い、新しいことにチャレンジしました。

なにしろ63歳、記憶力、理解力、想像力の退化は、かなりのものです。その頭にムチ打ってパソコンと格闘しました。それでも、少しずつ新しいブログで更新を続けていこうと思います。

 

遠距離介護物語」

新しいブログ、これからもどうぞよろしくお願いします。

 


母の言葉を待つ

2022年02月11日 | 介護 続けるコツ

コロナ感染の拡大で、実家へ帰れない状態が続いています。

これは、私だけではなく日本中、世界中の方が大変な思いをされています。

 

しっかりご飯を食べているだろうか?

洗濯や掃除はできているだろうか?

夜は眠れているだろうか?

 

などなど、心配は尽きません。

 

そんな毎日の中で、電話の声だけが母の状態を知る手段です。携帯は使えますが、スマートフォンは、もちろん使えません。

スマートフォンが使えれば顔を見ながら話をしたり、メールのやり取りができるのですが、高齢の母にそれを教えるのは最初から諦めていました。携帯が使えるだけで十分だと思っています。

日中の明るい時間帯は、それなりに時間が過ぎていくでしょうが、一人暮らしの夜は長い。ましてや高齢になると、それが強く感じると思います。

私も昼間は仕事で、電話をする事ができませんので、もっぱら電話は夜です。電話の内容は、最初は母が一日あった事を話します。

「お隣の○○さんが、おはぎを持ってきてもらったの」

「また、あの野良猫が歩き回っていたのよ」

「日が少し長くなった気がするのよ」

など、最初は私が相槌を打つだけで、母が話をしたい日常の話です。母の日常は毎日、同じ事の繰り返しです。それが、デイサービスに行く日だけ非日常になります。

デイサービスへ行った日は、最初に母が言いたい事を聞きます。母の言いたい事を全部聞いた後で、デイサービスの様子を聞きます。

「今日は、どんな服を着ていったの?」

「今日は、参加者は何人だった?」

「今日の昼食は、何が出たの?」

「今日のお勉強は、どんな質問が出たの?」
(簡単な算数や国語のミニテストがあるそうです)

 

その日の事を知らない私に説明が必要な事を質問をします。

「言いたい事」を話する時の脳の働きと「知らない相手に説明する事」を使う時の脳の動きは違うと思ったからです。

いつだったか、ドラマの内容を簡潔に知らない人に説明する事が、頭の活性化に繋がると聞いた事がありました。

母が言いたい事を聞く事に加えて、デイサービスの状況を知らない私に説明する事は、きっと認知症の対策になると信じて続けています。

聞いていて、母が言いたい言葉が出てこない事があります。例えば、料理の名前、施設の担当者の方の名前などです。

その時、分かっていても分からないふりをします。我慢して、母からの言葉を待ちます。少し待てば、思い出すことがほとんどです。母はホッとしてように話し続けますが、私も同じようにホッとします。

これをずっと続けています。

 

医学的に効果があるかは分かりませんが、効果があるに違いない!と信じて続けようと思っています。

これからも、遠距離介護は続きます。

もうすぐ春です。

母と一緒に、車に乗って菜の花を見に行きたいです。

 

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「ポイ活」していますか?

2022年02月10日 | 節約

「就活」

「妊活」

「終活」

「婚活」

「温活」(以前ご紹介しました

世の中には、色々な「○活」があるようです。

「ポイ活」という言葉があるそうです。

 

会社には、二十代の若者がたくさん働いています。

時々(いえ、かなり頻繁に)彼女達の話で分からない言葉が出てきます。

 

ある日の昼休みの事です。お隣で食事をしている二十代の女性の会話。

Aさん「ねえねえ、ポイ活してる?」

Bさん「えーしてない。したほうがいいかな?」

Cさん「えーしてないの?絶対したほうがいいよ。だって、得するじゃない」

 

最初に聞いた時は、必要ないものを「ポイ!」と、捨ててシンプルに暮らす事かと思って聞いていたのですが、どうもその後の話の流れを聞くと違いました。

 

お買い物の時に、ポイントを貯めて次のお買い物に使う事を、最近では「ポイ活」とよんでいるようです。

なるほど、ポイントを貯める活動を、「ポイ活」というのですね。

 

今まで、「ポイントを貯める」とは全く縁のない生活を送ってきました。そういえば、同年代の友人達もポイントを貯める話をしているのを聞いたことがあります。

会社の休憩室の自動販売機でコーヒーを買うときに

コンビニで貯めたポイントを使うとか

この自販機はポイントが使ええる

とかです。

 

そもそも、私はコンビニで買い物をしないし、自動販売機でコーヒーを買うということも、ほとんどありません。

田舎で育ったので、家の近くに自動販売機(コンビニも)はありませんでした。それに、以前から自動販売機やコンビニは高いというイメージがあります。

でも、私と同じ世代でも、街で生まれ育った友人は、

「コンビニは冷蔵庫代わりに使えて便利よ。牛乳とかがなくなった時に、近くにあるコンビニで買うのよ。冷蔵庫に無駄なものを買って置く必要がないのよ。」

 

なるほど、田舎で育った私には無い発想でした。

でもその友人の話を聞いても、ポイントを貯める気にはなりませんでした。

 

そんな私ですが、それがポイントを貯めた記憶がないのに、知らない間にポイントが溜まっている事に気づきました。

 

一つはお買い物。近所のスーパーで金額にして5000円くらい。

食品や日用品は、同じスーパーで購入し、毎月ほぼ同じ金額を使います。それで、月初めに一定額をそのお店の買い物カードにチャージして、買い物はそれで支払いますので現金を使いません。

それが知らない間に、5000円の買い物ポイントが貯まっていたのです。

買い物の時のレシートの下の方に記載されていたのですが、長い間気づく事なく、最近見つけました。実は、お隣さんと一緒に買い物へ行った時、レシートを見て彼女が教えてくれたのです。

 

 

もう一つあります。それは美容院。

美容室で予約の電話を入れるのが面倒で、いつもネットで予約を入れています。最初に登録はしました。美容室が沢山集まっているサイトなので、美容室を変えても同じサイトから予約できます。

その予約のポイントが溜まっていたのです。(約1000円)

 

ポイントには興味がないから…
と思っていた私でも、知らない間に6000円のポイントが貯っていたのでした。

 

これを機に

「ポイントを貯めよう〜」

と少しだけ思いました。

でも、すぐに思い直しました。

 

「ミイラ取りがミイラになる」

昔からよく言われている言葉です。

 

ポイントを貯める貯めに、必要ない買い物をする。

あと○○円買ったら送料無料に誘われて、必要ない買い物をする。

 

これは、避けないといけません。

 

そこで考えました。

ポイントを貯める手続きだけする。その後は、ポイントを事は忘れる。半年に一回くらいポイントの残高を確認。

これなら、ミイラ取りがミイラになる事はないでしょう。

最初の手続きが少し面倒ですが、それも最初だけです。

 

ポイントを貯める為の手続きだけ行う。後は忘れる。

お試しください。

 

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50歳を過ぎての部屋探しのポイント

2022年02月09日 | 思うこと

遠距離で介護を続けている母は、昭和初期に建てられた古い古い家に住んでいます。

大雨が降ると、雨漏りがするような家です。昔の家なので、襖と障子で部屋が仕切られていますし、壁は断熱材を使っていませんのでエアコンのスイッチを入れても部屋の温度が上がりません。

冬はとても寒いのです。

 

私は、この田舎の家で育ちました。古いけど広さだけが取り柄の家です。学校を卒業して今の街に住んだ時、アパートの狭さに驚きました。最初の部屋は、間取りで言うと「1K」

 

それでも「住めば都」狭い狭い部屋にも、直ぐに慣れて行きました。同じアパートに住んでいる人たちも、ほぼ同じ世代の女性達でした。

若かったせいか、一つの部屋で、ご飯を食べ、眠り、勉強する事が新鮮で、楽しかった記憶があります。狭い部屋に、友達が2〜3人が遊びに来たりした事もありました。狭いけど、楽しく暮らしていました。

 

その後、何度か引っ越しをしました。ここへ引越ししてきたのは8年くらい前です。

 

私は独身の一人暮らしです。

 

最近、よく耳にする言葉があります。

「シンプルライフ」

「断捨離」

「ミニマリスト」

「小さく暮らす」

「狭い家で上手に暮らす」

「年を取ると1DKがちょうど良い」

などなど。

 

特に、50代くらいになって、子供が家から巣立ち夫婦だけになったり、一人暮らしになった世代の方たちの話題に上がっているようです。

ネットの記事には

広い家を借りて、無駄な家賃を払うのは無駄です。

年をとったら、小さくコンパクトな家にすみましょう〜

使わなくなった道具、食器、服、本は手放しましょう〜

こんな記事が、たくさん紹介されています。

 

今は、

少ない持ち物で、小さな部屋に暮らす事が良い

それが、時代の流れのようです。

 

ブログには、コンパクトな部屋で、上手に素敵に暮らしている方が素敵な暮らしを紹介されています。その方々のお人柄が暮らしが、ブログに滲み出ているようで素敵です。

 

コンパクトな部屋は、確かに素晴らしいと思います。

でも、私は時代の流れに逆らって、8年前にコンパクトな部屋から、ちょっとだけ広い部屋へ引越ししました。

 

モノが多くなって、広い部屋へ引越ししたのではありません。元々モノは少ない方でしたので、それは問題なかったのです。

引越しの理由は、周りの環境でです。

あの部屋は3年くらい住んだと思います。部屋からの景色や間取り、住み心地は問題ありませんでした。合わなかったのは、部屋の中ではなくて周りです。周りの環境が私に合いませんでした。

コンパクトな部屋に住んでいる方は、独身の若い方が多いのです。20代、30代のキラキラした若者が殆どです。

仕事から家に帰り、部屋の中に入ると他の部屋の状態は分かりませんので、気にする必要はありません。

でも、あの部屋に住んでいたときは、暮らしているという感覚がありませんでした。ただ、そこに住んでいる。それだけでした。

このまま、年をとり、ご近所や社会との繋がりのない老人になる気がして、怖かったのです。若い時には感じなかった事です。年を取ると社会との関わり方が変わります。

 

そして、今の部屋へ引越しました。

ここは家族が住むように建てらてたマンションです。また、同じ世代の方が多く住んでいます。ご近所さんとの付き合いも多く、お隣さんとは特に仲良しです。

そんな生活を続けながら思うのは、引越しして本当に良かったとということです。ここなら、ずっと暮らしていけそうです。

 

これから引越しを考えている方、家を探す時の参考になれば嬉しいです。

 

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