ラコタ族に伝わる
伝統的なVision Questは
Hanblecaと云う
泣いて祈りVisionを乞う
儀式である
男は4泊5日間
(4つの夜)
女性は2泊3日間
(2つの夜)
の間 、人里離れた
精霊の棲む山の中で
一切の水を経ち、食べ物を経ち
大宇宙の創造主に
清らかな状態で祈りを捧げ
今生での 己の魂の
生きる指針を謙虚に求め
Visionを求める
聖なる儀式である
命の繋がりの聖なる輪
全身全霊で
生かされている尊い謙虚な感謝の祈りの中で
グレートスピリッツの意図でもある
霊性高上の
大いなる生きる愛の学びの試練の懐で
手放すべき想念やカルマを越え
命の淵に向かい
神聖なる 霊的なVisionと出会う行為
本当の清らかな浄めが出来
無垢な祈りに包まれ
泣いて 全てを手放し
根源の本質の祈りを捧げ
霊的に生まれ変わり
創造主よりVisionと大いなる愛の力を
いただく
真の生きる道に在る
13回以上のイニピでの浄めの儀式を経て
清めてから
聖なる火の前で創造主と祭司の前で
誓いをたて
4年間の歳月をかけて
4回続けて行う儀式である