電車好きの雑記帳

今まで撮り溜めただけの列車の写真を整理するがてら始めたブログ

クハ103-2 (2010)

2024-06-18 13:00:46 | 103系
クハ103-1の晩年に阪和線で相方を務めたクハ2番
撮影に出掛けても遭遇する機会が少なく、ほとんど撮れませんでした
1番とは対照的に2番は廃車後解体されたため現存していません
(車番部分を切り取ったボディの一部が販売されていたという目撃例あり)


2010-01-16 天王寺
和歌山行き普通電車として天王寺を出発するクハ2番


2011-03-10 森ノ宮電車区(大阪城公園駅ホームから)
運用離脱後、森ノ宮電車区で留置中を撮影
よく見ると前面の行先表示幕が小文字の古いものに交換されています
当時日根野区の103系では、廃車予定の車両の行先表示幕をあえて古いものに交換されたものもありました
クハ2番も現役時に幕が交換されておりましたが、手持ちの写真ではいつ交換されたかは分からずじまい
(2011年1月時点で既に交換されていました)


留置中の編成の全景
大阪城公園駅の窓から見える位置に止まっており、クハ2番から4両目までは撮れる位置におりました


モハ102-561 2011-03-10 森ノ宮電車区(大阪城公園駅ホームから)
側面の幕は外されています
モハ102-561とモハ103-405のユニットはモリ8番から日根野区K603に編入された車両で
戸袋窓は埋められたものの、延命工事は施工されませんでした
見づらいですが、妻面窓も残っています


モハ103-405 2011-03-10 森ノ宮電車区(大阪城公園駅ホームから)
M'561番の相方、女性専用用車の案内ステッカーは平日朝夕の2010年までのもの


モハ102-442 2011-03-10 森ノ宮電車区(大阪城公園駅ホームから)
こちらはモリ15編成から編入されたモハユニット、延命N施工され、妻面窓も埋められていました
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103系顔面コレクション クハ103-1

2024-06-18 12:07:44 | 103系
クハ103-1写真集その2
正面から写したものを集めてみました
主に京都鉄博収蔵後、イベント時の装飾は予定が合わず撮れなかったものもあります

2013-11-09 吹田総合車両所(一般公開イベント)
吹田総合車両所の留置されていた頃、
運用番号、行先表示機も阪和線時代のままになってます


2020-11-10 京都鉄道博物館
京都鉄道博物館へ収蔵後、2016年4月のオープンから2021年11月頃までの姿
大阪環状線時代の朱色1号に塗り直されたもののJRマークや車番は再現されていませんでした
他、運番、行先表示幕も阪和線仕様のまま


2021-12-17
大阪環状線60周年企画展に合わせて、JRマークや車番が再現されました
各表示器も環状線時代のものに変更されました
(運用番号のアルファベットが左端から右端に(M20→11M)
行先表示機は小文字タイプから大文字タイプに変更)
企画展の期間中は行先も普段の大阪環状線から期間限定で変更されました
画像は2007年頃まで見られた区間快速、大阪環状線の表示

2022-01-07
天王寺行き

2024-02-23
普段の大阪環状線、以前の物より文字が大きくなってます

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クハ103-1 落成60年

2024-06-11 15:09:49 | 103系
103系の量産第一陣の1両だったクハ103-1が、今年で落成から60年を迎えました
撮り鉄を撮り始めた頃、環状線に居た頃から京都鉄博収蔵までに写したものを集めてみました
・森ノ宮電車区(大モリ) 1976年4月~2007年3月下旬

モリ1 京橋 2006年頃


モリ1 芦原橋 2006年頃
大阪環状線時代、写真撮り始めて間もない頃でまだ人にギリ見せられるであろうものを載せてます
当時のモリ1は体質改善40N車6両含むを混成で相方のクハは高運転台の806番でした
ゲーム電車でGO!FINALでも再現され、103系好きには有名な編成です
Nゲージで制作された諸氏も居るでしょうが、
グリーンマックスのキットで再現しようものなら、素材集めに難儀する編成です
初期形クハ103形1両と、ユニットサッシの関西形サハ1両、40Nの高運クハ1両、サハ1両、モハユニット2組の4両が必要で
各形態、基本4両と増結4両の製品構成の都合、大量の余りが生じて財布にもキツイものでした
(後にLA2編成名義で完成品が出ました、なかなかのお値段でしたがw)
2023年の発売分より、ほぼ単品売りの製品仕様になり集めやすくなりましたが、早期に40N車の在庫が市場から消えてしまい
今から再現しようとすると、40N車の確保が課題になるでしょう
話が逸れましたがクハ1番は201系転入後、2007年3月下旬に日根野区のクハ838番とトレードする形で阪和線へ転属しました
また、中間のサハ485番は量産冷房車として落成した車両で
戸袋と妻面の窓は閉塞済みながら、延命工事を施工されずユニット窓は新造時からの銀色サッシという形態
クハ1番と同時期に阪和線に移りましたが、2008年5月廃車となります
あと細かい話になりますが、環状線時代はワイパーの数は1本で、2本ワイパーは2007年頃まで40N車のみでした
クハ1番は転属後に2本ワイパーになり、京都鉄博収蔵された現在まで阪和線時代の2本ワイパーのままになっています

・日根野電車区(大ヒネ) K603 2007年3月下旬~2011年3月上旬

K603 鶴ヶ丘 2010-08-23
晩年の阪和線時代、区間快速として天王寺へ向かうクハ1番
偶然が重なり、落成当時の相方だったクハ2番と編成を組んで話題になりました
K603編成は中間のモハはユニット窓であるものの、窓のサッシが銀色で揃う外観の整った編成でした
所定の6連運用他、モハ2両を抜いて4連で運転されることもありました
2011年3月のダイヤ改正を待たず引退、同年3月末に廃車となります
・廃車後


クハ103-1 2013-11-09 吹田総合車両所 (一般公開イベントにて)
廃車後、吹田総合車両所にて留置されている姿が目撃され、公開イベントでは展示されることもありました
2枚目は他の展示車両と並ぶクハ1番



2015-03-17 梅小路蒸気機関車館 (現:京都鉄道博物館)
京都鉄道博物館へ収蔵されることになり、環状線時代のオレンジに塗り直されました
写真は吹田から梅小路へ回送されたばかりの頃、逆光ですがちょうど館内から見える位置に置かれていたので
スチーム号の切符を買い、客車から撮影


京都鉄道博物館 2021-12-17

京都鉄博オープン後、車体はオレンジ一色の国鉄スタイルで展示されていましたが
2021年11月~2022年3月の大阪環状線開業60周年の記念企画にあわせて、JRマークと前面の車番が再現され
2000年代の環状線時代の姿となりました
また企画展の期間中、行先方向幕も限定で変更されました
京都鉄博オープン当時は多くの仲間が走っていましたが、2024年6月時点で103系は0番台が引退し
かつての見慣れた姿の車両はクハ103-1だけとなりました
保存車両においても、諸般の事情で展示が終了する事例がある昨今
末永く維持されることを願うばかりです
京都市内の混雑に辟易して、今年の2月以来鉄博行ってないな
クハ103-1番のためにもまた行くか


クハ103-1車内
上述のワイパーの本数や、車内は号車番号や、2011年当時の路線図など阪和線時代のものが残っています



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