僕には、アメリカ人のペンフレンドがいる。
マサチューセッツ州ボストンの郊外に住み、就職活動中の大学院生だ。
彼女の名はシャローナ。
笑顔が素敵な褐色美人だ。
僕は、今日の彼女への手紙にこんなことを書いた。
「人生では、この世界を自分自身がどのように捉えるかが大事だと思っています。
自分の目から見える世界の見方は、自分自身で決められる。人は、大抵は客観的に物事を見ているのではなく、主観的に物事を見ていると思います。自分がこれまでして来た経験や、その時の感情などによって、見るものが少し歪んで見えます。
人間は、ロボットやコンピューターではないので、この一生の中でどんなに努力しても、究極的に客観的な視点を持つことは出来ない。必ずどんな時でもその人の色眼鏡でものを捉え、見ることになります。
なので、客観的になることはいっそ諦めて、自分の人生ではどのような主観で物事を見るようにするかを自分で決めてしまうのはどうかなと思います。そして、願わくば世の中が好意的に見えるように、自分が幸せを感じて生きていけるような色眼鏡をかければ良いのではないかと思います。
たとえ周りの人がどう思おうと、何を言おうと、それを気にしないで、自分らしく生きる。それが幸せにこの人生を生きる為に大切なのではないかと思うのです。」
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