Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

このブログについて

たまに更新します。
最近はnoteに記事を書いていますので、Earth Spiralのnoteもご覧ください。
note Earth Spiral
星々のことば/猫の言い分/Plant Medicine/白魔術研究所ほか

こびっと もりのくらし道場 2月4日より受講受付開始

2014-02-02 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
裏磐梯の新緑芽吹く5月末より、
「こびっと もりのくらし道場」をはじめます。

新しい世界をつくるために、
自分の外側の世界と内側の世界を探求していきます。

「できない」を「できる」にするために、
もやもやからはじめよう!
こびっと もりのくらし道場。

2月4日から受け付け始めます。

こびっと もりのくらし道場

こびっと図書館@Earth Spiral

2014-01-22 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

最近は、晴れる瞬間が増えてきた裏磐梯です。
「日」ではなく、あくまでも「瞬間」です。
今日の晴れた瞬間の写真(笑)



美しいですね~。

さて、うちにワークショップやセッションで来る方や、
友人たちが必ず反応するのが、この本棚です。
今、リフォーム中の「こびっとハウス」にちなんで
「こびっと図書館」と名付けました。

アロマセラピストのお勉強用の難しげな本から、
タロット、占星術、シュタイナー関係の本、
アロマはもちろんのこと、フラワーエッセンス、
シャーマニズム、サスティナビリティなどなどの本が、
ずらっと並んでおります。







冬のリトリートセッションを受けられる方には、
1日目の終わりに、読みたい本を選んでいただき、
宿泊施設に持って行って、読んでもらえるように、
こびっと図書館の本貸出サービスをしています。
(*一部持ち出し不可能なものもあります)
リトリートセッション2日目の返却なので、
あまり、ちょっとした時間だけなのですが、
意外と退屈な冬の夜には、本があると何かとありがたいものです。

せっかくなので、お部屋でテレビ、ではなく、
面白い本を見つけて、ぱらぱらっと読みながら
リトリートな時間と過ごしていただければと思います。

3月いっぱい、冬のリトリートセッション受け付けていますので、
寒くて美しい裏磐梯で、春が来る前に自分を見つめてみたい方は、
ご利用されてみてください!

冬のリトリートセッション2014~アロマボディワーク&リーディング(ハーバルタロットまたは占星術)

それから、今日はセッションルームに自分の著書と訳書のコーナーをつくってみました。
少しぐらいは宣伝しようということで。



本を書くのって大変なのよね、翻訳本はなおさら大変。
そして恐ろしいのはアマゾンの書評。
良い評価をしてくださる方もいますが、酷評されるとへこみます。
なので、出来上がってしまったものは、もう見たくない気持ちになります(笑)

まあ、でも自分がんばったよな、ということで、
紹介コーナーをつくりましたので、
お立ち寄りの際は、こちらもご覧ください。













こびっと もりのくらし道場 概要

2014-01-20 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]


こびっと もりのくらし道場の概要です。
募集はまだですが、興味のある方は日程チェックしてね!

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◆どんなことをやるか?

内容は私たちが2006年~2013年の間、持続可能な暮らしをデザインし実践する
パーマカルチャーを学んだ後、都内→首都圏郊外→山の中で実践してきた体験と
post3.11の放射能のことを考えながら、生き方を問いながら作ってきた暮らしの形と
「こびっとハウス」づくりの体験を踏まえて、
最も重要だと思う「エッセンス・オブ・こびっと」を凝縮しました! 

それは、「え~、出来ないかも」と思っていたことを実現していくプロセスであり、
原理原則を知り、直感も大事にし、丁寧に積み重ねていけば、
無理と思ったことでも実現できるという自信を取り戻すプロセスでもあり、
大きな社会のシステムに預けていた自分の力を取り戻してきたプロセスとも言えるのです。

また、放射能と向き合ったり、「福島」ということを意識せざるを得ない中でぶち当たる
対立や葛藤の体験のなかから学んだ在り方が、大きく土台として組み込まれています。

講座の大事な要素としては大きく3つあります。

1.「新しい世界観」

困難な問題に立ち向かうとき、従来、私たちが持っているマインドセットだけでは、
壁を超えることがなかなかできません。そこで、新しい見方をプラスします
(ホリスティックな世界観を整理し、プロセスワークやボディワークで体験として
落とし込んでいきます)。

2.「地球に生きるための礼儀作法」

自然界のエコシステムを知り、パーマカルチャーの考え方を軸として、
人間としてどう生きていけばよいかを考えるために必要な知識と情報を知り、
私たちが取り組んでいる暮らしの実践の実例を見ていただきます。
また個人の暮らしは地域の文化や関係性の中に成り立っています。
経済や仕事のことも含めてコミュニティについても考えていきたいと思います。

3.「アウェアネス(気づく力)」

物事を現実化していくうえで、自分自身が「今、何をしていて、
何をしようとしているか」への気づきの高さが、
自分自身が思う方向へ進めるかどうかの鍵となります。
自分の意識やカラダを観察し気づきを高める助けとして
プロセスワークやボディワークを体験します。

ボディワークにおいては、自分自身や周囲の人たちの
ヘルスケアに役立てられるようなワークや自然のリズムに沿った過ごし方などもお伝えします。
プロセスワークでは自分の内外に起きる対立や葛藤に気づき、それをどう超えていくのか、
そして、自分の力をどう発揮し、自分の物語を紡いでいくのかということを学び、体験し、
自分の生きる場に生かせるようにしたいと思います。

◆この講座で目指すこと

この講座では以上の3つのポイントに基づく知識や知恵を学び、体験し、
自分の暮らしの中で変えたい課題を持ち寄り(畑でも、お部屋のリフォームでも、
自分の生き方でも)を学んだことをもとに、具体的に日常の変化につなげていくところを
ゴールにしたいと思います。

ひとりひとりが暮らす場所や今のライフスタイルにより、
自分が出来ることはそれぞれ違ってきますが、それぞれが自分の思う方向へ向かい、
お互いに連携できるような場にしていきたいと思います。

◆会場:こびっとハウス@裏磐梯(福島県耶麻郡北塩原村桧原曽原山1096-108)

◆日程:5月~10月 第4土日 各日とも13時~17時

*近隣の方は通いOK。宿泊の場合、宿はご自身で手配(ご紹介はします)
*2日目午前中、希望者は畑作業、こびっとハウス作業その他あり。参加自由。

◆定員:10名(通年参加者)
*空きがあれば単発参加可

◆対象:地に足の着いた生き方をしたい方・学びたい方、
これからの生き方を考え・実践したい方、自分自身のケアを学び・実践したい方、
似た価値観の仲間をつくりたい方、裏磐梯でリフレッシュしたい方など^^

◆参加費:

通年申込み割引:48000円のところ→42000円 
早期申込割引:36000円(3月末日までお申込みお振込の場合)
*単発参加の場合、土曜日は3000円、日曜日は5000円となります。

◆カリキュラム

土 13:00~17:00
日 13:00~17:00

5/24 ホリスティックな世界観とセルフケア
5/25 プロセスワークⅠ

6/28 植物の力(植物観察・植物療法)
6/29 ボディワークⅠ

7/26 パーマカルチャーデザインⅠ(台所~畑 循環するデザイン)
7/27 プロセスワークⅡ

8/23 エネルギーシフト(節電とエネルギーの選択)
8/24 ボディワークⅡ

9/27 パーマカルチャーデザインⅡ(自分の暮らし方のデザイン)
9/28 ボディワークⅢ

10/25 未来の仕事とコミュニティ
10/26 プロセスワークⅢ

*気象条件、その他により、内容が変更になる場合もあります。
その際は事前にお知らせします。
*持ち物などは、その都度お知らせします。

◆講師(プロフィール詳細は追ってアップします!)

安珠

中森正茂

キリヤマタケオ

◆『こびっと』って何?というかたは、

Earth SpiralのHPか
こびっとまつり2013のこびっとハウスについてをご覧くださいませ。

記:2014年1月23日修正

『こびっと もりのくらし道場』を開きます!

2014-01-17 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]

『こびっと もりのくらし道場』

森の満月の夜はとても明るい。眠れないぐらい明るくなる。

漆黒の闇があるからこそ実感できる月の光の力。

こんな時、森の生き物たちはどうしているのだろうと思います。

森には脈々と自然界の時間が流れています。

街からの逃れようと試み何年かの時間が経ち、裏磐梯で森の暮らしをはじめ、

森から自然の掟を学んだ矢先に3.11の大震災が起きました。

自然界は放射能に汚染され、自分が生きる土台は失われたかのように思われました。

暗闇の中、手探りで進み、目の前に現れた必要なことを

ただひたすらやることで進んできた3年間。

気づけば、私たちの土台として自然界の時間は流れ続け、

この混沌とした変化の時代、私たちの生き方に核を与えてくれていることには、

何ら変わりがないことに気づきました。

震災から4年目を迎える2014年。4は大地と地球を表す数です。

大地と魂の声を聴き自分の道を歩むための場を

今年から開きたいと思います。


*2014年5月24日開講。
5月から10月まで、毎月第4土日に開催予定です。
詳細はComing Soon!

エッセンス・オブ・こびっと

2014-01-08 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
今年、こびっとハウスで開催するワークショップの企画を進めています。
たぶん、これは『エッセンス・オブ・こびっと』になることと思います。

裏磐梯に移住後5年目に入りました。
そして、震災からはもうすぐ3年。
その中で持続可能な暮らしを実践し、それを超えてポスト3.11と一部の人は言っている
新しい時代のために作り始めた『こびっとハウス』づくりのプロセスで得たものの
エッセンスを抽出した内容にしようともくろみ中です。

ざっくりと予告すると、
パーマカルチャーやエコリテラシーなど、
持続可能な暮らしをデザインしていくための原理原則的なものと、
変化の時代にぶつかる問題を超えて、自分の生き方を実現させていく
という、内的な変容も含んだカリキュラムを考えています。

体験し、実感しているものを言語化し形にしていくのは、
結構エネルギーのいる作業で、
それをするうえで、関係者で話していくことは、
非常に重要なプロセスです。

その中で得た気づきも、メモ的に書いていけたらと思っています。
続きはそのうち。
(続くかどうか不安w)

やっぱり、こびっとハウスに完成はないと思う。

2013-10-28 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
雪の季節まであとちょっと。
こびっとハウスの外壁塗も、そこまでには終わるはず。

最近、モルタルの色からベージュっぽい色に変わってきて、
だいぶ目立つようになったからか、いろんな方が声をかけてくれるようになった。

もともと、こびっとハウスは『地域のお茶の間』っていうコンセプトで作り始めた。
セルフリフォームをすること、できるだけ環境配慮すること、
エネルギー独立系の建物にすること、などなどを考えてデザインして作り始めた。
おまけに、作るプロセスにおいて、誰かに負担がかからないように、
流れるべき道を探りながらやってきた。

最初のコンセプト通り、地域のお茶の間にできたらいいなという思いはありつつ、
作っているうちにいろいろな方向性も見えてくる。
さらに、完成前からイベントなどもやっているので、
その都度、場のエネルギーが出来てきて、
最初に考えていたところからは、変化していく部分もある。

「ここは何になるのですか?」そう質問されることがとても多い。
あんな、変わった建物があったら、そう思うのは当然です。
「カフェやるんですか?」「お店ですか?」「いつできるの?」などなど。

関心を持ってもらえるのは、とてもうれしく思いつつも、
だんだん、そればかり聞かれると、だんだんイラッとしてくることも。
私が不愛想に壁塗りしてる時は、そういうことだと思ってくださいw

でも、そう質問されるのは、当たり前のことなのに、
何をイラッとしてるんだ自分?と考えたときに、
今日、はたと、今頃気づいたのですが…

これを自分たちでコンセプトデザイン、ストラテジーデザインをやり、
自分たちの手でやっている、ということ自体が目的といえば目的なのです。
何かを作ろうと思ってそれが出来て商売なりビジネスなりを始めることが目的ではなく、
今、こうして自分たちの手で、いろいろ試行錯誤しながら作っている、
それ自体が大事なことであり、目的でもあるので、
質問するなら、「何になるのですか?」とか、「いつできるの?」ではなく、
「どうしてそれをしているのですか?」って質問してほしいわけ。
一言では答えられないけどね。

「何になるの?」「いつできるの?」

っていうのは、今の私たちではなく、先を見ている。
これがいつ何になるのかに関心がある、
言ってしまえば今を見ていないっていうことになりはしないか?

「どうしてそんなことやってるの?」

って質問されるほうが、今の私たちに関心を持ってもらえている気がする。

完成後、何かをやることが目的であれば、
ちまちまやって2年もかけたりしないでしょ。

やっぱり、こびっとハウスには完成はないと思います。
それから、こびっとハウスが何になるかは、
その時々で決まるのかもしれません。

多目的スペースとでも言っておいたらいいのかな。
友人には「アート作品作ってます」って言ったらいいよって言われたけど、
そのほうがやらんとしていることに近いかもしれない。


10月13日 自然香水づくりワークショップ@こびっとまつり

2013-09-29 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
10月12日~14日の連休に、こびっとハウスにて『こびっとまつり2013』を開催します。
期間中は、マシマタケシさん個展、そして各種ワークショップを開催します。

今日は、天然精油を使った自然香水づくりのワークショップのご案内です。

講師の豊泉さんは、私が使っているドイツのタオアシスという精油の日本代理店をされています。
タオアシスの精油は、有機栽培のものやバイオダイナミック農法で栽培されたものなど、
栽培からこだわった精油を扱っており、香りもとても濃厚です。
豊泉さんは、ドイツの自然療法に見識が深く修道院に古くから伝わる自然療法を研究されたり、
ドイツの童話をテーマに、自然香水づくりのワークショップを展開されています。
ハーブやアロマをあやつる、素敵な魔女のような方です^^
この機会に是非、豊泉さんのお話と、ドイツの精油の香りに触れながら、
自分の中の創造する力を発揮してみませんか?

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「童話をテーマに自然の香りで香水をつくろう」
~赤ずきんちゃん~森と小さなお家  森、花、樹木の香りなどで香水作り~

グリム童話・赤ずきんちゃんをテーマに、アロマテラピーで使用する天然精油を使って
自分のオリジナル香水を作成します。赤ずきんちゃんの森の世界に入るために、
物語の読み聞かせをして、その後、講師の豊泉さんからお話のイメージを膨らませるための
解説をしていただき、自分が感じた赤ずきんちゃんの森の香りを作っていきましょう!

***

メルヒェンに森はつきものです。森に入ることは人間の内面への旅とも言われています。
メルヒェンの主人公に女の子が多いことにも伺われるように、女の子たちは森に入り、
困難を乗り越えて、幸せをつかみます。母親の温かい保護からの目覚めと自立への一歩となっていきます。
赤ずきんちゃんは、そろそろ世間に出て行く年頃となり、大人になる旅の始まりでした。
森の中に住む、大好きなおばあさんが病気です。ぶどう酒とお母さんが焼いたケーキを
赤ずきんちゃんが届ける事になりました。ずきんはビロードでできた、
おばあさんからいただいた赤いずきんです。おばあさんの家の目印は3本の大きなブナの木です。
下にはクルミの茂みがあると書いてあります。
当時のドイツの森は、常緑広葉樹のブナやカシの深い森でした。

***

さて、赤ずきんちゃんが森で見た木々や花々、その香りはどんなものだったのでしょうか?

●講師:豊泉真知子さん(GREEN GRASS チーフプランナー)
1994年より、ドイツと関わりアロマやハーブを学ぶ。TAOASIS精油の日本総代理店となる。
毎年ドイツを訪問し、ヒルデガルトを中心に修道院ハーブや森を歩く・ツアーを企画。
ヒルデガルトから学ぶホリスティックな自然療法を目指している。
又、ドイツメルヒェンも紹介しながら自然香水講座も10年以上となっている。
http://www.egreengrass.com/

●読み聞かせ:安珠

■日時:10月13日
午前の部10:00~12:00/午後の部13:30~15:30
■定員:各回10名程度
■参加費:お一人2000円(材料費込)
*作成した香水はお持ち帰りいただけます

お申込方法
aromagroove(あっとまーく)gmail.commまで
1.お名前
2.連絡先のお電話番号
3.午前の部、午後の部いずれがご希望か?
を明記の上、メールにてお申込ください。

「こびっとハウス」と「こびっとまつり2013」

2013-09-25 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
10月12日~14日に「こびっとまつり2013」を開催します。

うちの敷地には建物が2つ建っています。
1つは今、住んでいるところ、
もう1つは、築40年ぐらいの古い家です。
取り壊すにもお金がかかるし、
いずれ、リフォームして何かに使いたいなと思っていました。



わたし達が裏磐梯に引っ越してきたのが2009年。
2010年は丸一年、自然がいっぱいの環境で、
畑をやったり、家をライフスタイルにあわせてリフォームしたり、
植物療法や森林療法のワークショップやったりしました。

自分にとっては、これ以上に完璧な暮らしはないと思えるほど、
毎日楽しく暮らしました。

そして、2年目、畑をどうしようか、とか、春になったら何しようか、
ということをだいたい考えていて、春になるのを待つばかりだった
2011年3月11日に大震災、そして原発事故がありました。

ここからどこかへ行こうとは微塵も思わなかったので、
ここでどう生きていくかを考え続けた1年間でした。
その後、様々なデータや情報より、畑はやろうと決め、
2012年は畑をちゃんと再開しました。
しかし、自分が使いたい薬草は使っていいのか?
放射能汚染はどうなのか?
そこは、調べながらやるしかないわけで、
だから、やりたいことを全開で進むことが出来る状況ではなかった。

そこで、何かやりたいと思って、
思いついたが、古い家のセルフリフォームです。



建築の知識も技術も全くない自分達が、
出来るのかとても不安だったけど、
『地域のお茶の間』にしよう、とか、
いろいろコンセプトを考えながら進めていくプロセスは、
見えないものを形にするプロセスでもありました。

(リフォームの様子詳細はこちら

プロの大工さんにアドバイザーになってもらったり、
友人達の助けを借りながら形になってきた「こびっとハウス」。
自分達にとっては「震災後のふくしまを生きるための場所」
と言ったらいいのかなぁ。



こびっと、って浮かれた名前つけているけれど、
新しい時代を生きるための、いろんなことをやる場所にしたいな、
というのが、今のところの感じでしょうか。

そんな、こびっとハウスのお祭りは、
新しい時代の刻印を残すようなものになったらいいなと思いますが、
どうなるかは当日になってみないと、さっぱり解りませんw
それが楽しみなところでもあります。

よかったら遊びに来てくださいませ。

こびっとまつり2013ウェブサイト

8月17日 植物療法のキホン~かゆみ止め蜜蝋クリームづくり~こびっと大学夏の体験学習②

2013-08-20 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
8月17日に、植物療法についてのキホンのお話と、蜜蝋と精油を使ってクリーム作りをしました。

参加者は、地元裏磐梯の方を初めとして、猪苗代、南相馬、会津美里と、福島の各地から
それぞれ、身近な薬草やハーブを生かしたい、蜂を飼い始めたので蜜蝋クリームの作り方を知りたい、
植物療法ってなんだか知りたい、などなどの想いで参加してくれました。






最初は、植物療法についてのキホンの話をしました。
歴史をさかのぼれば、いわゆる新薬が出来る以前は、
病気の治療は自然のものを使うのがあたりまえでした。

薬草利用や薬の歴史、そして、薬草を使う場合の製剤方法、
現代に植物療法に加わったフラワーエッセンスやホメオパシー、アロマテラピーのお話し、
そして、それぞれの植物療法をどんな時に、どの療法を選んだらいいか、
などをお話をしました。

その後で、蜜蝋クリーム作りをしました。
蜜蝋や植物油のこと、精油のことなどを解説しつつ、
蜜蝋と植物油を溶かしながら、
今の時期に役立つ「かゆみ止めクリーム」を作成。









外気温が高いので、固まるのにもちょっと時間がかかりますが、
固まって出来上がったクリームは、ツルンときれいに、
まるで販売されているものみたいなところにも感動したり、
早速つけてみて、香りを楽しんだり、おのおの、完成の喜びを味わいました^^

その後、ヨモギとたんぽぽの根っこを煮出したお茶をみんなで飲みながら、
それぞれの感想を話してもらいました。

植物療法というと、体に聞く話だけかと思ったけれど、心に働く力もあるという事を知った、
同じ植物を見るにも、いろんな見方があり視野が広がった、
身近な植物の使い方をもっと勉強したいので、連続講座をやって欲しい、
キンミズヒキの引っ付く種を「バカ」って呼んでいたけれど、いろいろ知ると、ただの「バカ」じゃない(笑)ってことがわかって発見!
など、楽しい感想もいただきました。

福島は放射能問題もあるので、一筋縄ではいかない部分もありますが、
自然との繋がりをきちんと保っていけるような講座やワークショップを引き続き開催していくつもりです。



8月10日 ヨモギで草木染~こびっと大学・夏の体験学習その1~

2013-08-13 | [こびっと百貨店/こびっとハウス]
染色といえば、人工染料使うものや草木を使うものがあり、
草木を使うものも、身近ではなかなか手に入りにくいものを
専門店から買ってやる方法もあります。

今回の草木染ワークショップは、庭の草刈で出たヨモギを使うということで、
資源の有効活用というのが主眼にあります。
雨が多かった今年の梅雨は、草がどんどん生長。
7月初旬から1ヶ月ぐらい、刈り採ったヨモギを乾燥させました。



生で使ってもいいのですが、乾燥させたほうが煮出すときにたくさん入れられます。

ところで、ヨモギはセシウム吸ってないか?という疑問。
去年は約400ベクレル/kgの畑のエリア(2011年3月の積雪時に除染)で採取したヨモギは、生で1kgの状態でNDでした。
今回採取したヨモギは除染したい無いエリアから採取したということ、そして乾燥状態であることから、
NDであるかどうかは分かりません。それを参加者にも了承いただいた上で、行いました。

また、理論上ですが、今回は鉄媒染を使いますので、ヨモギのタンニンが鉄と反応して布に定着するので、
セシウムが布にくっつくことは無いのではという推測で行いました。

と、放射能のことをいちいち考えなくてはいけないというのは、とてもムカつきます(-"-)

じゃあ、わざわざ、そんな草木染などやらなきゃいいのに、っていう考えもありますね。
そのあたりは、また別の機会に書きたいと思いますが、人間そんな単純なものではないのです。

というわけで、乾燥させたヨモギを、まずはみんなでカット。







外でカマドに火を入れて、グツグツにていきます。

準備が出来たら今度は、布の準備。




過去に染めたサンプルを参考にしつつ、絞り染めの準備をします。



準備が出来たら、布をぬらしてよく絞り、ヨモギの染液につけていきます。



みんな、染めたいものがたくさんあって、いっぱいいっぱいになってしまいました^^;

そして、しばらく漬けた後に、よく絞って、次は鉄の媒染液につけます。
そうすると、茶色っぽかった色が、どんどんグレー~黒に反応していきます。





色が変わっていくところが面白いんですよね^^

そしてヨモギは、こんなに渋い色に!
布の織り方や素材によって、少しづつ微妙に色が違ってきます。


色柄のあるドレスもこんな感じに。

絞り染めはこんな感じに。

麻布はこんな色になりました。


下半分だけ鉄媒染に漬けてみるという実験。

自然の中から色をいただく、そして、どんな色が出るのかというワクワク感、
自分でいろいろ工夫する楽しさなど、様々な楽しさをみんな発見できたようです。

ものづくりは自分の中の創造的な力を引き出してくれますね。

またやりたい!という要望も多かったので、また、開催したいと思います。