ナマステ。
昨日は、友人が企画した高尾山を守るイベントに参加した。
それは、こんなイベントでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『アッピコ!』(木を抱きしめよう)
HUG YOUR TREE!!! ~for TAKAO, EARTH and YOU~
11月21日(金)9:00-16:00
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『アッピコ!』というのはインド・カルナタカ州の言葉で
「抱きしめる」という意味です。
25年間インドの森や川や生き物たちを
「木に抱きついて」守り続けている
自然保護活動家のヘグデさんが来日します。
そういえば、霊山・高尾山にトンネル工事の話が降ってわき、
自然保護活動家の人たちが活動をはじめたのもちょうど25年前。
インドのヨガでも、日本の仏教や神道でも、もちろん現代の生態学でも、
「すべてのいのちはつながっていて、おたがいにささえあっている。
木と森と人は、固い絆で結ばれた家族」と考えます。
非暴力でインドを独立に導いたガンディーの孫弟子にあたるヘグデさん、
忙しい講演日程の唯一の休日を、
なんと、「高尾山を守るために使いたい」
とおっしゃってくれました。
秋の一日、まずはヘグデさんとナマステ。
森の中で深呼吸、木を抱きしめたり、湧き水でティータイム。
なかなか聴けないマエキタミヤコさんや橋本良仁さんの出張授業を受けたり、
坂田昌子さんのガイドで、高尾山の生態系ともっと仲良くなっちゃおう!
もちろん、リラックスしたり、おしゃべりする時間もたっぷり。
リクエストがあれば、ヨガもやりますよー。
某有名国会議員さんなど特別ゲストも来てくれるかも。
バイリンガル(英語/日本語)でおこないます
(努力します(笑))ので、
ぜひいろんなお友だちを誘って
和居和居(わいわい)にぎやかに参加してくださいね。
--------------------------------------------
印象に残ったことをいくつかレポート。
ちょっと長いよ~。
ヘグデさんのお話より。
●アッピコ運動とは、ある村の女性達が、自分が住む地域の気が切られようとしている時に、
木に抱きついて、「この木を切るなら、自分を切ってからにしてください」と
言ったところからはじまった。木や森が与えてくれるものはとてもたくさんある。
これらがなくなったら自分たちは生きていけない、そう彼女達は訴えたと言う。
●エコロジーとはサスティナブルなエコノミー。
環境がなければ、経済活動も成り立たない。
●世界中の植物学者たちが日本に来た時には、成田に降り立って、
まず、高尾山にいくのです。専門家に言わせれば高尾山は世界遺産並みの価値を
持っているといわれています。
●地球は、私たちを養うだけの力を持っている。
しかし、私たちの貪欲を養う能力はない。
高尾山口駅には、この日も多くの登山客でにぎわっていた。
ミシュランで三ツ星の山ということが有名になってからと言うもの、
連日にぎわっているようだ。
ある調査では、レジャー施設に遊びに行くのも飽きた、
そんな女性達が癒しを求めて手軽な高尾山にやってくる
というようなことをいっていた。
もしも、あなたが高尾山を知らなかったら…
癒しの山にトンネルが掘られようとしていて、それに気づいていない人たちがたくさんいる。
その矛盾、そしてマスコミの報道の偏りにあらためて憤りを感じる。
アッピコ運動のもとになった女性達は、本当に自然の中で
自然の恵みを受けとりながら生活している人たちなのだろう。
今の都市生活者には、そんなことを実感する機会がなかなかない。
でも、高尾山にこれだけ多くの人が癒されているとしたら、
もっとたくさんの人が、山の痛みに気づき、トンネルのことに関心を持って欲しいと思う。
圏央道反対派として、今年八王子市長選挙に立った橋本さんです。
●高度成長期に、中央道建設の話が上がった時に、ここの住民達は積極的に協力をした。
しかし、その後道路が出来てみると、余りの被害に、皆が驚いた。騒音、排気ガスなどなど…。
そこでまた、圏央道の話が出た時に、住民達は直感的にこんなことはもう嫌だと思った。
ましてや高尾山に穴を開けるなんて、自分のお腹に穴をあけられるようなものだと感じている。
そんなことを話してくれました。
便利になるから、豊かになるからと高度経済成長の時代は、
みんなそれが幸せと信じてやってきたんですね。
でもその代償が余りに割に合わなかった。
住んでみないと実感できないものですが、自分が好きな場所を壊されて、
道路が通ったら、どんな気持ちになるか考えれば察しはつきます。
山に穴を開けたことの影響は、後々になってわかっても、
取り戻すことが出来ないものなんですよね。
そこまでしてトンネルを掘る必要はあるのか? 迂回路を作れないのか?
自然環境のこと、住む人のこと、もっと考えて計画しましょうよ。
ちなみにトンネルを掘っているあたりは、ラブホテルが立ち並ぶような場所。
民家が立ち並ぶところから、堂々とは掘らないのも作戦のうちのようです。
ここまで書くと、なんだか堅苦しい集まりっぽく見える?
でも、外で火を囲みながら、わいわいやってるんです。
お菓子などをつまんだり、お昼はもちよりで。
火で餅、パン、じゃがいもなども焼きました。
まんじゅうを焼いていた人も。
写真は、ケンジュウノカイの坂田さん。
もと大手広告代理店の協力な広報ウーマンたちとご歓談の様子。
次なる作戦、ワクワクします!
見せ方と言えば、国土交通省もしたたか。
あたかも、トンネル工事が進んでいて、
「もう、反対してもダメなんじゃない…」と思わせるように、
すご~い進んでるような演出をしているらしいです。
騙されるなっ!
まだ、善良な市民達が所有している土地の境界線があいまいなまま、
工事は進められていて、ちゃんと話し合いましょうと言っているにもかかわらす、
国家権力を行使するわけです。明日はわが身かもしれないと、
誰もが考えなければいけないことだと思います。
さてさて、午後からは、マエキタミヤコさんのお話。
この大事な問題を、多くの人にわかりやすく伝えるにはどうしたらいいだろう?
参考になるお話がいろいろ聞けました。
これからの作戦に行かせることも。なので詳細はヒミツ。
その後いよいよ、坂田さんの案内で高尾山の森へ。
すっかり秋から冬への準備に取り掛かっている木々や植物たち。
そこで、みんなで木に抱きついてみました。
何か、大事なものを抱きしめるようにすると、
なんともいえない幸せな気分になります。
「木は、ただ立ってるんじゃないんですね。
1日に何百リットルもの水を吸い上げているんです」
そうだ、水や土や光を循環させる仕事をしてるんだよね子の子達は。
国土交通省なんか、木を1本一円とかそんな値段しかつけない。
どういう価値基準を持って仕事をしているのやら。
書いていると、どうしてもイライラ、怒りモードになりますが、
そういうところでしか仕事ができなかったり、
もしくは、本当の価値を知らされていなかったり、
という彼らを哀れに思う、哀れみモードでみることも必要なんだよな。
高尾山に関わる人たちの活動を見ていると、
暴力とか力は使わない。非暴力不服従。
相手を受け入れ、話し合う。
忍耐強く、切れずに、大切なことを伝え続ける。
そんな人たちが集まってきている気がします。
議員さんも登場し、多様な人々、国際色豊かな集まりだったので、
なんだか面白かったです。
みんなで協力すれば、大事なことを守れるのではないか、
そんな気持ちになりました。
ナマステ。
昨日は、友人が企画した高尾山を守るイベントに参加した。
それは、こんなイベントでした。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『アッピコ!』(木を抱きしめよう)
HUG YOUR TREE!!! ~for TAKAO, EARTH and YOU~
11月21日(金)9:00-16:00
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『アッピコ!』というのはインド・カルナタカ州の言葉で
「抱きしめる」という意味です。
25年間インドの森や川や生き物たちを
「木に抱きついて」守り続けている
自然保護活動家のヘグデさんが来日します。
そういえば、霊山・高尾山にトンネル工事の話が降ってわき、
自然保護活動家の人たちが活動をはじめたのもちょうど25年前。
インドのヨガでも、日本の仏教や神道でも、もちろん現代の生態学でも、
「すべてのいのちはつながっていて、おたがいにささえあっている。
木と森と人は、固い絆で結ばれた家族」と考えます。
非暴力でインドを独立に導いたガンディーの孫弟子にあたるヘグデさん、
忙しい講演日程の唯一の休日を、
なんと、「高尾山を守るために使いたい」
とおっしゃってくれました。
秋の一日、まずはヘグデさんとナマステ。
森の中で深呼吸、木を抱きしめたり、湧き水でティータイム。
なかなか聴けないマエキタミヤコさんや橋本良仁さんの出張授業を受けたり、
坂田昌子さんのガイドで、高尾山の生態系ともっと仲良くなっちゃおう!
もちろん、リラックスしたり、おしゃべりする時間もたっぷり。
リクエストがあれば、ヨガもやりますよー。
某有名国会議員さんなど特別ゲストも来てくれるかも。
バイリンガル(英語/日本語)でおこないます
(努力します(笑))ので、
ぜひいろんなお友だちを誘って
和居和居(わいわい)にぎやかに参加してくださいね。
--------------------------------------------
印象に残ったことをいくつかレポート。
ちょっと長いよ~。
ヘグデさんのお話より。
●アッピコ運動とは、ある村の女性達が、自分が住む地域の気が切られようとしている時に、
木に抱きついて、「この木を切るなら、自分を切ってからにしてください」と
言ったところからはじまった。木や森が与えてくれるものはとてもたくさんある。
これらがなくなったら自分たちは生きていけない、そう彼女達は訴えたと言う。
●エコロジーとはサスティナブルなエコノミー。
環境がなければ、経済活動も成り立たない。
●世界中の植物学者たちが日本に来た時には、成田に降り立って、
まず、高尾山にいくのです。専門家に言わせれば高尾山は世界遺産並みの価値を
持っているといわれています。
●地球は、私たちを養うだけの力を持っている。
しかし、私たちの貪欲を養う能力はない。
高尾山口駅には、この日も多くの登山客でにぎわっていた。
ミシュランで三ツ星の山ということが有名になってからと言うもの、
連日にぎわっているようだ。
ある調査では、レジャー施設に遊びに行くのも飽きた、
そんな女性達が癒しを求めて手軽な高尾山にやってくる
というようなことをいっていた。
もしも、あなたが高尾山を知らなかったら…
癒しの山にトンネルが掘られようとしていて、それに気づいていない人たちがたくさんいる。
その矛盾、そしてマスコミの報道の偏りにあらためて憤りを感じる。
アッピコ運動のもとになった女性達は、本当に自然の中で
自然の恵みを受けとりながら生活している人たちなのだろう。
今の都市生活者には、そんなことを実感する機会がなかなかない。
でも、高尾山にこれだけ多くの人が癒されているとしたら、
もっとたくさんの人が、山の痛みに気づき、トンネルのことに関心を持って欲しいと思う。
圏央道反対派として、今年八王子市長選挙に立った橋本さんです。
●高度成長期に、中央道建設の話が上がった時に、ここの住民達は積極的に協力をした。
しかし、その後道路が出来てみると、余りの被害に、皆が驚いた。騒音、排気ガスなどなど…。
そこでまた、圏央道の話が出た時に、住民達は直感的にこんなことはもう嫌だと思った。
ましてや高尾山に穴を開けるなんて、自分のお腹に穴をあけられるようなものだと感じている。
そんなことを話してくれました。
便利になるから、豊かになるからと高度経済成長の時代は、
みんなそれが幸せと信じてやってきたんですね。
でもその代償が余りに割に合わなかった。
住んでみないと実感できないものですが、自分が好きな場所を壊されて、
道路が通ったら、どんな気持ちになるか考えれば察しはつきます。
山に穴を開けたことの影響は、後々になってわかっても、
取り戻すことが出来ないものなんですよね。
そこまでしてトンネルを掘る必要はあるのか? 迂回路を作れないのか?
自然環境のこと、住む人のこと、もっと考えて計画しましょうよ。
ちなみにトンネルを掘っているあたりは、ラブホテルが立ち並ぶような場所。
民家が立ち並ぶところから、堂々とは掘らないのも作戦のうちのようです。
ここまで書くと、なんだか堅苦しい集まりっぽく見える?
でも、外で火を囲みながら、わいわいやってるんです。
お菓子などをつまんだり、お昼はもちよりで。
火で餅、パン、じゃがいもなども焼きました。
まんじゅうを焼いていた人も。
写真は、ケンジュウノカイの坂田さん。
もと大手広告代理店の協力な広報ウーマンたちとご歓談の様子。
次なる作戦、ワクワクします!
見せ方と言えば、国土交通省もしたたか。
あたかも、トンネル工事が進んでいて、
「もう、反対してもダメなんじゃない…」と思わせるように、
すご~い進んでるような演出をしているらしいです。
騙されるなっ!
まだ、善良な市民達が所有している土地の境界線があいまいなまま、
工事は進められていて、ちゃんと話し合いましょうと言っているにもかかわらす、
国家権力を行使するわけです。明日はわが身かもしれないと、
誰もが考えなければいけないことだと思います。
さてさて、午後からは、マエキタミヤコさんのお話。
この大事な問題を、多くの人にわかりやすく伝えるにはどうしたらいいだろう?
参考になるお話がいろいろ聞けました。
これからの作戦に行かせることも。なので詳細はヒミツ。
その後いよいよ、坂田さんの案内で高尾山の森へ。
すっかり秋から冬への準備に取り掛かっている木々や植物たち。
そこで、みんなで木に抱きついてみました。
何か、大事なものを抱きしめるようにすると、
なんともいえない幸せな気分になります。
「木は、ただ立ってるんじゃないんですね。
1日に何百リットルもの水を吸い上げているんです」
そうだ、水や土や光を循環させる仕事をしてるんだよね子の子達は。
国土交通省なんか、木を1本一円とかそんな値段しかつけない。
どういう価値基準を持って仕事をしているのやら。
書いていると、どうしてもイライラ、怒りモードになりますが、
そういうところでしか仕事ができなかったり、
もしくは、本当の価値を知らされていなかったり、
という彼らを哀れに思う、哀れみモードでみることも必要なんだよな。
高尾山に関わる人たちの活動を見ていると、
暴力とか力は使わない。非暴力不服従。
相手を受け入れ、話し合う。
忍耐強く、切れずに、大切なことを伝え続ける。
そんな人たちが集まってきている気がします。
議員さんも登場し、多様な人々、国際色豊かな集まりだったので、
なんだか面白かったです。
みんなで協力すれば、大事なことを守れるのではないか、
そんな気持ちになりました。
ナマステ。
マエキタさんのお話で、マスコミのあり方のことお話されていました。物事を判断するに際して国民は知る権利を持っているし、国としては知らせる義務がある。そして、マスコミは伝える義務がある。
そういう心意気をもった人が米国のマスコミには居るのだけれど、日本では?
anju的には日本のマスコミは最悪だと思ってる。マエキタさんいわく、マスコミの人たちは何も知らない、高尾山の事だって。だから、こちらから教えてあげないといけないんだよって。
エコロジカルメディスンでもそうなんだけれど、健康に生きられる環境を求めることは国民の権利なんだ。私たち一般市民がそういうことを求める権利、もっと主張していいのだと思います。
今の世の花か、どう考えてもおかしいことだらけですよね。でも、「どうせ変らないから」って思ってあきらめるのは、自分が持っている権利を放棄していることになりますね。
みんななんとなくは感じているというか、何かせねばならんし、何か我慢せねばならんだろうというのは感じているけど、テレビニュース以外の情報はなかなか入ってこないから何がどうだか知る事もできなくて、なんとなくそのまま、みたいな。
景気が悪くなってサイフが寒くなっても
給付金なんていらないっていう意見が多いのは
1万ちょっともらってもね、というより
そうじゃないでしょ?それってズレてない?っていうような気持ちは持っていて。
なんだか忙しくて、わかっていても何もできないっていう人、たくさんいるから
打っていけば響くんじゃないかと思うけど
それをどこでどうやってっていうのが私には思い付かなくて、情けない。。
それにしても私も行きたかったです。
今度お話し聞かせて下さいね!
そうだね~、打てば響く人はたくさんいるかもしれないね。
なんとか、方法を模索したいですね。
「ビンに入ったなかなか出ないケチャップを振り続ければ、中身が出る。振り続けることが大事。」
高尾山にトンネルを掘らないで!!と言い続けることが、大事なんだと思いました。
やり続けること大事だと思います。
ほんとに、今の日本、変なところがいっぱいあるので、どうせダメだってあきらめたらおしまいだよね。