Earth Spiral

Survival&Creative life. 
大地と魂の声を聴き、自分の道を歩め

高尾山1000人ハイク

2008-04-28 | パーマカルチャー的暮らし
4月27日、高尾山の1000人ハイクに参加しました。
「おてろく」チームは9時30分に高尾山口駅集合で、
「高尾山にトンネルを掘らないで」
Tシャツを着て、まずは、ビラ配り。



天狗さんも登場。
ビラを配り終わっていよいよ登山です。
6号路を通って山頂へ。

高尾山を守る活動をしている虎十の会の坂田さんが、
途中まで案内して、山の循環のシステムの素晴らしさを話してくれました。

みんなでおしゃべりしながら
(今日は植物観察モードは時間がかかるので、
おいときました)登りました。
雨上がりで、水と緑がとてもきれいで、
鳥もキレイな声で鳴いていました。
道端にはニリンソウだかわいらしく咲いています。

山じゅうに同じTシャツを着た人々がいっぱいいて、
楽しかったです。

日影沢キャンプ場では、ライブなどのイベントを開催。
たくさん歩いた後においしい炊き出しをいただき、
ビールを飲んでしまいました。美味かった。



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高尾山は、都心からこんなに近いのに、
奇跡的に生物の多様性が残っている場所です。
人間は植物に助けられて生きています。
植物たちは、必要なところに、
なぜか必要な薬草などが生えてきます。

ある意味、高尾山は都会人の癒しの宝庫、
こころとからだの薬箱なのかなという気もします。
イメージだけれど。

おととしから裏磐梯でワークショップをやっているけれど、
自分を今、助けてくれそうな植物を直感で探してみたり、
というようなことをしています。
別に、薬草のように採取してお茶にして飲むとか
しなくていいのです。
「あ、この花が気になるな~」
と思ったら、じっと観察をして、
じっと心を澄ませて、
花が語りかけてくるのを待ちます。
気持ちいいなとか可愛いなとか、
自分が感じていることを、
そのまま感じるだけでもいいのです。

不思議と元気になり生きる力がわいてきます。

そんなことを、高尾山でやっても、
楽しいんだろうなと思います。

なぜか、多様性が豊かなところって、
ワクワクしたり、安心したり、
なんだか、贅沢な豊かな気持ちになります。

もし、そんな高尾山の多様性が失われていったら、
それは、現代人の心を象徴しているものになる気がします。

いまさら、トンネルを反対してもしょうがないとか、
理由をつけていろいろ言う人がいますが、
「わたしたちが何を大切に思ってこれからの未来をつくっていくつもりなのか」
ということを、ちゃんと多くの人が膝つき合わせて、話し合ったり、
あきらめないで未来をつくっていく意志があるのかを
問われていることだと思います。




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