内なる火種の育て方

最近、暖かくなってきたので、
薪ストーブは朝焚いて、そのまま放置。

夕方寒くなってきたら、
残った熾火から、また火を復活させている。
これが楽しいのです。

しっかりと熾火が残っている時もあれば、
灰の中にわずかにオレンジの点が
残っているだけの時もある。

ちょろちょろと木端などを足して行く。
残っている火種に対して、
過剰に投入すると、
せっかく生き残っていた火種は消えてしまう。

少しづつ「熱」を育てていき、
臨界点を超えた時に、
「炎」がボッとでる瞬間がある。
つまり熱が高まり光が発せられる。

その瞬間を迎えるまでの準備が、
どれだけ大事なものかを、
やってみるとよくわかる。

（キャンプなどで火を起こす時は、
着火剤など使わないことをお勧めする）

それは、人間の内的なところにも、
世界で起きる様々な出来事の中にも
同じ原理が働いていると思います。

内なる火種の育て方も、
おそらく、同じこと。

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Anju Nakamori
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