4月18日(金) 対戦相手:上級者
新大久保
さくっとパントマイム♪43を観にいってきました。まあいつものパターンでお金を払ったけどレポートをアップするという役割を貰ってますので全体の流れは早々にマイムリンクブログにアップしてございますよ。
さて普通ならゲネで写真をバシバシと撮っておくのですが昨日はゲネの時間には到着できずに、本番中で写真撮影。という事で一番後ろの席に陣取りました。すると大先輩である山本光洋さんが隣に座られましてちょっと緊張しながら全編楽しませて頂きましたが、途中休憩までに室内の温度がかなり高くなったのです。満席という事もありましたし一番後ろの席はひな壇の作り方で天井近くまで高さがあります。そうすると熱気というのは上昇しますから
「あっついよね。」
「そうですね。」
そして休憩中ですから空調を入れてもらうようにシスターや前説担当のあがりえさんに何とかこの思いが届かないか色々と目配せしたり手を振ってみたり。するとボクらの指摘がなくても気付かれたようで、エアコンが入りました。同時にボクの合図にも気付いてくれていたようでシスターはエアコンを指差します。それに対してボクは人差し指と親指を少しだけ開けた形をシスターに見せ、次に掌をパーの状態にして顔を仰ぎます。言葉にはしていないものの、これで見事に会話は成立するのです。
「エアコン入れたけどどう?」
「ちょっと暑いですね。」
という意味ですね。それを伝えた後に隣の光洋さんに
「マイムが出来るとこういうコミュニケーションが成立するからイイですよね。」
「マイムじゃなくても伝わるよね。」
「そうですけど、マイムが出来るともっと細かく伝えられるじゃないですかぁ、例えば…」
手で仰ぐんじゃなくて、懐から扇子を取り出してパタパタパタと一枚ずつ丁寧に広げていきます、もう見事なマイムでね。それを顔に向けて仰ぐ時なんか手首をやわらかく使ってとても優雅に、しなやかに仰ぐのはやっぱりマイムのテクニックに裏打ちされた表現ですよ。
「光洋さん、どうですか?」
「うん、面倒くさいよね。」
確かに!
マイムが出来なくても伝わる!
▲「伝わりますね。」って方、ポチっとな。