7月31日(木) 対戦相手:笑顔で極める先生
整体
仕事が忙しい時なんかはキチンと体調管理などをしてお風呂でマッサージをしたり、まめに整体に行ったりするのですが、仕事がそんなに立て込んでいない時にはついつい身体に対するケアを疎かにしてしまいがちです。でもね、忙しかろうがなかろうが、
身体は凝るんだよ。
いつも1ヶ月に一度のペースで行っている整体ですが、今回はちょっと間が開いてしまいまして、その結果、コリがいつも以上に溜まっております。予約した時間に行くと、その前に施術されている人がまだやってもらってますので、座ってちょっと観察です。先生と患者さんとの会話を聞くと、その方も久々らしく3ヶ月も来てなかったのだとか。先生曰くは
「コリを溜めてもウチはマイル溜まらないからな。」
うん、そりゃそうだよね。むしろマイル溜めなくても良いからコリも解消したいです。さて、他人が施術されているのを見るのは楽しいですよ。普段ボクもやってもらっていて、うつ伏せの状態で身体を預けていますから、何となくどこをどんな感じでやってもらっているのかは解りますが、他人の施術を見るとそれが明確に解るのです。普段、田中の稽古場や仕事先の楽屋などで
謎のマッサージ師・かつらぎげんのじょう
(↑どんな字を当てたのか忘れました。)としての顔を持つ私、今回もまた新たな技を見て盗んでまいりました。ほぐされたい方、ご一報下さい。私のマッサージはとても効きます。しかし
とってもイタイのでーす!
勇気のある方、次の日動けなくなっても構わないという方の挑戦をお待ちしております。で、いよいよボクの治療ですが、やっぱりいつも以上に凝っていたようで、初見から先生はわかったんでしょう。いつもは足首やふくらはぎから殺るんですが、今日はいきなり
あばら骨だよっ!
いつもは痛みを笑いに変化させ、内に溜めないように逃がしていますが不意の攻撃には笑いも出ず、呼吸も浅く、小動物のように震えてしまいました。そこからはいつも通り、足首から徐々に上へと上がってくるのです。さっき見た事で何となくのイメージ補完が出来ていますので、痛みにも対処しやすくなっている気がします。上半身の施術に入り、肩凝りを治す為に腕を絞ったり捻ったりされるんですけどね、先生は柔道の達人&サンボマスター(ミュージシャンじゃないよ。)なので、取った腕は逆関節が当たり前なんですよ。そして、それ以上力を入れると
折れちゃうよ。
って所まで関節を曲げていきます。それは今までも同じ治療をされてましたし、先の患者さんも同じ事されてましたので、これに対しても心の準備は出来るんですけど、たぶん先生の思い付きでしょうねぇ、
普段にない極め方しました。
タップ(ギブアップの合図)する暇も与えない程の、鮮やかな手際。と同時に上がる悲鳴。殺って貰った後、先生に
「手首と肘の間に、もうひとつ関節が増えるかと思った…。」
それを聞いて、先生はいつもの通り大笑いしてますけどね。