2月19日(木) 対戦相手:久々の奮え
渋谷・東急セミナー
教えるという事で自分のパントマイムを再確認する東急セミナーBE渋谷でのパントマイムレッスン。今日も実際の風船を使った固定点の練習なんですが、今まで過去のレッスンはテクニックばっかりに終始してましたので今日は更にテクニックを追加しつつ、作品発表の時間を設けました。お題は風船を投げたりして遊ぶ。その風船が急に動かなくなる。押しても引いても動かない。それを何とか頑張って押して、ハケる。という内容です。教えながら、名言が生まれました。
「押してもダメなら、引いてもダメ。」
まるで人生の教訓のようです。一回やってもらい、生徒さんにアドバイスをして同じ事をもう一度やってもらうのですが、その2回目の発表の際、
堀内くん、めっちゃ震えてます。
集団田中の舞台でも何年か前には震えてましたし、ステレンジャーの仕事でも「真っ赤な炎でゴミ焼却。ステレッド!プルプル…。」でしたが、最近はやはり場数のおかげか震える事も無かったのに。風船を空中に固定している手が小刻みに。そして膝なんかガクガク。生まれたばかりの子羊か?力を入れて(演技でそう見せてるだけで、実際には力入ってません。)風船を押しても動かない演技が
とってもリアルになりました。
風船に多く時間を取られて、やりたかった『季節マイム』がちょっとだけとなりましたが、短い時間で挑戦した課題は
花粉症のマイム!
くしゃみする。鼻水ズルズル。その鼻水は指を滑らかに、ねばっこく表現します。ティッシュを何枚か抜き取りますが、ここもやっぱりポイントは指の柔らかさ。この動きはもう手馴れたもんですね、ボクもプル内クンも。鼻をかんで、そのティッシュを思わず見てしまい、また苦い表情。こんなレッスン、どこでも教えてないよね。だってさ、教えて貰っても
どこで披露するっちゅーの?
花粉の猛威は納まることを知らないこの季節、花粉症の方もそうでない方も、せめてパントマイムで花粉症を演じて気を紛らわせてみませんか?花粉症の方の
「ただでさえ大変なのに、そんなモン、うっとおしいわ!」
という声が聞こえてきそうですが。