８月３０日（木） 対戦相手：お題
二子玉川
東急セミナーＢＥ二子玉川でのパントマイムの先生です。ワンマンショーやら世間でいうお盆休みに準じてしばらくお休みにしてましたが、先週から再開しておりまして今クール、相変わらずテーマは時間を越えるマイムなのでございます。時間を越える、分かりやすく書くとストップモーションやらスローモーションやらという事ですね。パントマイムは空間だけでなく時間も超越出来るんですよ、だから時間を越える、すなわちbeyond the time なマイム、つまりbeyond the mimeなのです。
なんかかっちょ良さげな事言ったったー。
先週は【ショックな事が起きて時が止まる】、というのをやりました。大事なのはここでも時間を分割するのです。ショックな事が起こる→時間が止まるでもよいのですが、これはちょっと映像向け。生身が演るからにはもっと細かく表現してあげましょう。ショックな事が起こる→見る→リアクションとして時間が止まる。また、びっくりした時にも使えますね。やってもらうお題では
ふすまを開けて何かを探してる人。一つ目のふすまにはありません。隣の二つ目のふすまを開けてみる。やっぱり無い。その隣の三つ目のふすまを開ける。
見る→固まる…。
何事も無かったかのようにふすまをゆっくり閉める。そして四つ目のふすまを開ける。やっぱり無い。
それが何だったのかは、見るお客さんが脳内で補完してくれるので、とっても面白くパントマイムらしい作品です。その後はスローモーションのレッスンをメトロノームを使って。一週間経った今日はやはりメトロノームを使用して、コマ送りの動きから。ですが、その前に夏休み最後ですから夏の思い出のマイムをフリーの演技で。夏を満喫した方はその楽しかった出来事をそのまま表現すれば良いのですね。わたくしの夏は
ワンマンショー
で始まり、これで終わってたね。夏らしい事かぁ、ビールかなぁ。生徒さん皆さん、夏を満喫されたようですね。そしたら同じ作品をもう一回やってもらいますが、今度はこの作品の一番盛り上がるシーンを
コマ送りで。
次クールに発表会を行いますが、その作品作りの簡単な説明を、作成したプリントを配って行いました。まあ、今日の夏休みの楽しかった思い出というテーマが出来たなら、発表会はテーマが無限に広がって何を演っても良いのですから難しく考えなくても大丈夫なんですけどね。発表会初めての生徒さんもいらっしゃいますからね、時間をかけてじっくり作っていきますよ。
先生も何か作品作りますか。
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