8月10日(土) 対戦相手:お子さんの行動
川崎市
小児科クリニックでのグリパフォーマンスの日です。向かう電車内を見ると今日からお盆モードな方がいますね。お盆モードって何じゃ?ナスとかキュウリに楊枝刺して足を作って持ち歩いてる人?
違いますよ。
大荷物で旅行行くって感じが見て取れる人です。でも小児科クリニックにはお盆はありません。無いというか、調子や具合が悪くなって折角のお休みなのに遊びに行けない子がここに来るんだもんね。静かに待合室で座ってる男の子に
「お兄ちゃん、何色が好き?」
まずはバルーンの色から選んでもらいます。青い風船を選んでくれました。
「じゃあ何作ろうか?」
「、、、。」
しばらく考える時間です。小さい子には難しい質問のようで、でも急かす事なく口が開くのを待ちます。
「、、、さかな。」
すぐにお母さんのツッコミ。
「うそぉ~、あんた今、この水槽の魚見て言ったでしょ?」
「じゃあおまかせにしてくれる?」
「うん。」
完全に直感だったんですけど、象を作ったんです。すると
「この子、今日動物園に行く予定だったんです。でも熱出ちゃって。すごく喜びます。」
「そっかあ、じゃあこれもあげる!」
素早くキリンを作って手渡したら、もう満面の笑顔でしたね。うん、オレ良い事した!さて、今日のスタッフさんを笑わせる為だけのアイテムはゴーヤです。全然可愛くないでしょ、だからお子さんにはあげないでスタッフさんにプレゼント!
待合室にはオモチャや本がいっぱいあります。本も図鑑や絵本から大人気漫画まで多種に渡ってます。それ以外に、ベランダがありましてね、公園程大きくは無いにしてもプラスチックで出来た滑り台があって、ちょっと元気な子は外に出て遊びたがります。ただお子さんひとりでは危険もありますので、ガラスには
お母さんといっしょにベランダに出てね。
という張り紙がされています。また、小さい子が簡単にガラスを開けないように錠前の部分には
カギをかけてね。
と、これまた解りやすく書かれているのです。外で遊びたくなった男の子、パパにお願いして一緒にベランダに出るようです。先にパパが出たらね、この男の子は
カギ閉めた。
ガラスを叩いてアピールするパパ。ようやく開けてくれた息子さんに
「パパ入れないよー。」
すると男の子は
「カギかけてね。って書いてあるもん。」
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