5月1日(水) 対戦相手:先生
池袋
今日も身体に関するお話。膝の痛みがなかなか抜けていきません。接骨院で針打ってもらってもう何ヶ月になりますでしょうか。昨日も針治療してもらってますが、素人なワタクシにもはっきりとわかるくらい右膝に腫れがあります。万を時して、というか数ヶ月経ってもこの有様な事に焦れて、先生に聞いてみました。
「これって腫れがありますよね。」
「そうですね、ちょっと腫れてますねぇ。」
「原因は何なんでしょう?例えば水が溜まってるとか?」
「いっぱい使うと膝を守ろうとして水が出る事がありますね。膝が緩いなんていうのはそういう兆候ですよ。」
「ほほぉ。」
説明下さったのは良いのだけれど、根本的な解決にはなってませんし、この接骨院にはレントゲンの施設がありません。もしかして骨の何かとかだったら嫌なので、今日は整形外科で診てもらいました。ネットで情報を得て総合病院よりも整形外科だけをやってるような専門の病院に。歩いて到着して保険証を出して色々書き込みすぐに診察室に。膝の痛みの事を伝えますとね、年配の先生は
「原因は何?仕事?スポーツ?遊び?疲れ?いっぱい動かした?この中のどれ?」
一気にまくし立てます。質問が早すぎて一回頭の中で反芻して考えをまとめアウトプットするのに時間がかかります。そしてアウトプットの前にちょっと冷静になって
選択肢が似てるものがあるよー。
先生は細かく説明してくれます。
「膝とか付く?膝はね守るもの(例えば筋肉とか)が一切無いから直接地面に付かないほうが良いよ。アメリカなんかでは必ずサポーターなんかして、膝と地面が直接触れないようにしないと仕事できないんだから。」
確かに訴訟大国ですから就業規則とかに書いてありそうだね。でも
その豆知識あんまり要らんかも。
「あなたの場合は直接触れた事と、後は使い過ぎだね。仕事もしないでじっとしてたら治りますよ。」
うん、それもそうなんでしょうけどね、そういうわけには行かないんですよ。渋った顔を見せますと
「じゃあレントゲン撮りましょう。」
確かにね、骨自体に損傷がある事も考慮に入れて今日はココまで来ているのですから、不安材料は全部取り除きましょう。でレントゲン撮ってもらって出来上がった写真を見て先生は
「骨には全く異常は無し。パーフェクト!」
上の説明の間、先生は膝に手を置いて手の平で膝を温めるようにさすってくれてます。まるで彼氏が彼女に「元気だそうよ。」って言って慰めてるドラマの1シーンのようにね。ネットで病院を探してる時に、この病院、そして先生が気孔も扱っている、という情報を仕入れてなかったら、この
膝さすり行為はちょっとひいたかもね。
多分、“気”を入れてくれてたんだと思います、何の説明も無かったけれども。さすってる最中にこんな話もしてくれました。
「膝はね、温めた方が治りが格段に上がるから。冷やしてたらいつまでも治らないよ。」
「はぁ、そうなんですね。」
「温泉とかってあるでしょ、あれは治療行為だからね。」
「勉強になります。」
痛み=炎症のある時はアイシング、というワタクシの中の概念を壊す新たな見解を教えていただきました。この後の治療もちょっと変わっております。ビニール製の筒状のモノを足に入れ、それは両足を入れると股間部分の無いズボンのようになるんですが、その筒に空気が入り両足を圧迫。数秒したら空気が抜けて、また空気入れて圧迫、の繰り返し。まるで加圧トレーニングのような装置です。これはこれで新鮮だね。さてこの治療が終わって受付で支払いと処方箋をもらって隣の薬局へ。処方箋は痛み止めの飲み薬、この薬を飲んでも胃が荒れないような胃薬、
そして冷湿布。
あれ?冷やしちゃいけないんじゃなかったっけ?もう何を信じてよいのか分からない…。
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