5月2日(木) 対戦相手:制服警官
十条界隈
明日からのGW後半戦に向けて色々準備で走り回っております。バルーンの買い足しでしょ。それから消耗品であるマジックグッズのストックが無くなったので補充でしょ。いつも行くマジックグッズのお店にはバイクで行くようにしております。電車だと駅から中途半端に歩いたりするので、バイクの方が確実なのですね。で、お店の手前の、場所で言うと環七の通り沿いなのですが安全運転をしておりましたら交番のある場所で制服の警察官がピカピカ光る棒を振りながら
「はーい、コッチへ入りなさーい。」
みたいなサインを出してライトセイバーで歩道への進路変更を促しました。そういえばここに至るまでにも白バイを数台見かけたし、春の交通安全週間終わっての気の緩みに渇を入れる為なのか、GWの間中に安全運転を意識させるための作戦なのでしょうか?ただワタクシ、ヤマシイ事は一切しておりません。法廷速度も遵守しておりますし、止められる覚えもないんです。ちょっとムッとしながら
「何ですか?」
「お忙しいところすいません。今、バイクを使った引ったくりが多発しておりまして、皆さんに声を掛けさせてもらってるんですよ。」
「皆さん?あからさまにボクだけですよね、声かけたの。で、免許証ですか?」
違反行為をしてませんから、強気な姿勢で、しかも言われる前に出す作戦ですよ。良く見たら若いこの警察官は免許証の住所や数字をノートに一生懸命写しています。
「あのぉ、下のお名前は?」
「そんなに読めないほど難しいですか?エイジです。」
いちいち余計な一言が入るね。でも、何もしていないのに止められてちょっと悔しいんだもん。そりゃトゲも出て来ますって。
「あのぉ、失礼ですが職業は?」
「はい、芸人やってます!」
「長いんですか?」
「ええもう20年くらいになりますね。」
「…。」
書くのに一生懸命で、折角の話の振りも拾えてません。応えなきゃ良かったよ~。でもこの間もこの後に飛んでくるであろう色んな質問の答えを想定しますよ。
「芸人さんってどんな芸されるんですか?」
「ええパントマイムを少々。いや、いっぱい。」
とかね
「普段、どんなところでされてるんですか?」
「もう全国どこへでも行きますよ。」
とかね。もうちょっと変化球な質問も来るかなぁ?「年収いくらですか?」とか。頭を柔軟にして待ってますと
「はい、コレじゃあお返しします。」
「うえ?もう終わりなの?」
「はい。ご協力ありがとうございました。」
あまりにあっけなく終わって、なんだよ、もっと質問とかしようよ。
逆に不機嫌。
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