11月18日(土) 対戦相手:忘れ物
秦野精華園での『はばたき祭』にて環境戦隊ステレンジャー、出動です。実はここ、6~7年か前にピエロしに来た事があります。確か、事務所を辞めてあんまり仕事が無い時でしたねぇ。ジャグリングも全然やった事が無かったので、バルーンとマイムで乗り切ったような。記憶が曖昧ですが、確かにここには来ました。
ステレンジャーの入り時間には立教大学のジャグリングサークルさんがピエロ姿でパフォーマンスをしておりましたから、たぶんここはピエロの登竜門なのでしょう。
来年は堀内&なっぱをお願いします!
さて、ステレンジャーの出動は13:50からでしたが、音響機材のセッティングや小道具の組み立てなどをしていたらあっという間に出番まで1時間を切っております。よし、怪人に変身だ!ベースとなる黒の自前のアンダー衣装を着て、怪人の鎧を装着して、マスクをかぶって、仕上げに頭のフサフサかつらを装着しようとして
あ、かつら忘れた!
普段の怪人さんはこんな頭ですね。アフロにも見える鳥の羽のような素材に、連獅子を思わせるモミアゲ。これが鞄のどこを探しても無いのです。このかつらは内側が綿素材で、汗を一杯かいても外の羽のおかげで洗濯が出来ません。ボクか成田山の使った方どちらかが持ち帰ってファブリーズして、次の現場に持ってくるのです。
鞄探しても無いよね、だって積んだ記憶無いもん。
マスクまで装着しましたが、地の髪の毛が見えると一気に怪人っぽさが無くなってしまってしまいます。「じゃあこれ被れや。」と成田山に手渡されたのは
赤い水泳キャップ
ナイス!これさえあれば後は、昔怪人の身体に着けていたそれっぽいパーツをくっつけて、なんとかしのげますよ。ところが、この“それっぽいパーツ”というのが曲者なんです。今ではそんな事はないんですけど、温暖怪人の設定を考えるときに
温暖化→暑苦しい→情熱の薔薇やハイビスカスやシシトウをまとってる。
という考えで作りまして、それがそのまま残っていた、というかそれをくっつける以外に選択肢が無かったものですから、
こんなんになりました。
上の通常怪人と比べると
「あれ?髪切った?」
というタモさんばりの質問が飛んできそうです。首元はスースーするし、天辺に咲いているハイビスカスなんか両面テープで止まってるだけですよ。この特別限定版怪人を見て、メンバー全員大笑いでした。
ショーのクライマックス、怪人がステレンジャーの攻撃を受けるシーンで、ハイビスカスがぶっ飛んで、とても素敵な演出になったという事を、怪人さんの名誉の為に付け加えておきましょう。