9月6日(金) 対戦相手:驚愕のアドバイス
稽古場
ロービングユニット【ガボン】のリハーサルです。今日は小道具と衣装を付けてみて、実際にどんな事が出来るのか?の考察と、どこまで遊べるのか?の経験値作りです。お客さんの前で演るのが一番経験値が上がるんですが、稽古場での繰り返し作業も今は大事だね。まずは先週の思い出しをしながら。思い出してるうちはまだどこまで段取り追ってるだけ。ちょっとずつ温まってきて、各々動けるようになってきましたよ。
今日もここまで三雲さんにじっくり見て頂き、的確なアドバイスをしてもらいます。そして、演ってる側はと言いますと、ひとりが何かアクションを起こしてる時に、
「次、自分なら何をしよう?」
とか必死になって考えているんです。で、前の人のやった事よりも面白い事をしようとする。そんな事を何回か、何パターンか試してみてたら、三雲さんから衝撃の告白が。
「どうもね、何かしようとしなくて良いみたい。」
芸人たる者、つい“何か”をしたくなっちゃうんですよ。分かりやすく言うとね、そこに小道具があったらボケようとしちゃうんです。クラウンの要素も必要なロービング、クラウンの感覚で動こうとすると、どうも違うようなのです。
「あまり掘り下げない方がイイかな。いや、“掘り下げる”までいかないで、“彫らない”くらいの方が面白いよ。」
えーーーーーーっ!?芸人は、いや、人は帽子があったら被るだろうし、傘があったらさすだろうし、そういう事を放棄せよ、と仰いますかぁ?
三雲さんが所用で先に帰られ、残ったメンバー3人は客観的に見るために2人バージョンをお客さん目線で見る訓練にしてみました。
仰ってる意味がよーく分かりましたよ。今日もまた進化してしまいました。
完成形は10月に名古屋にて。ご期待下さい。
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