9月7日(土) 対戦相手:5歳の子
多摩市
多摩センターから少し行った所の幼稚園さんが主催するお祭りにてクラウンでパフォーマンスです。通っている園児たちは勿論ですが、その親御さんでしょ、そしてここを卒業していった子たち、その親御さんでとても賑わっております。園内にはバザーでしょ、出店でしょ、休憩室でしょ、そして園児たちが作った作品展も行われていてすごく活気のあるお祭りなのです。
メイクして道具も準備してステージに向かいますと、もうそこにはずっと待っていてくれるお子さんたちが。黒山の人だかりとはまさにこの事でしょう。今まで色んな場所でパフォーマンスさせてもらってますが、幼稚園さんでは過去最高の人数ではないでしょうか。桟敷席でしょ、その後ろに椅子席が10列くらいかな、そして横もでしょ。奥に見える建物の二階にもびっしり。後から聞いたら
500人ですって。
もう逃げ場無し!いえ、逃げませんけどね。でも気を緩めると圧倒されますよ。その証拠に、ディアボロのハイトスでちょっと手が縮こまって起動が逸れ演技スペースも真後ろにあった屋根付きの遊具の
屋根に着地。
「せんせー、すいませーん、これはどうやって取ったら良いのでしょーか?」
先生が必死にディアボロを取ってくれてる間に、シレっと違う演目にシフトチェンジ。そして戻ってきてハイトス。何も無かったかのような盛り上がり。お手伝い頂いたのはユズちゃん5歳。しっかりとお皿も回してじゃあ、プレゼントにバルーンをね。
「好きな動物作りましょうね。」
と言いつつ何が好きとか聞かずに作り出すというボケを意図的にやってますが、ウサギの耳だけを作り出して
「あ、聞いてなかったね。ユズちゃんの好きな動物、何だっけ?」
「ウサギ!」
うわーお、ちょっと神掛かってないですか?じゃあちょちょいと作っちゃいましょう。で、出来上がったモノをユズちゃんに見せて
「これ、ウサギ見える?」
「んーん。」
首を横に。それ以降、
「このぉー、ウサギ、、、に見えない動物をハートにくっつけましょうねー。」
「じゃあ頑張ってくれましたんでこのウサギ、、、に見えない何かをプレゼントしまーす。」
歯切れ、悪っ。
2ステージ目のお手伝いはハルくん、これまた5歳。
「大きくなったら何になりたいの?」
「キョウリュウゴールド。」
お手伝いのお礼のバルーンを何にしようか迷いましたが、これまた何も聞かないで作り出す作戦に。そして
「大好きな動物は何ですか?」
「ライオン。」
ふっふー、これまたドンピシャで先読みが当たってるパターンです。そしてちょっとずつ出来上がるライオンを見てハルくん、めっちゃハイテンションに。もうわかりやすいくらいに笑顔になっていくのでボクだけでなく見てるお客さんも嬉しくなりますよ。そして更にハートをくっつけ
「ん~、もうかわいいっ、かわいいっ、かわいいっ、かっわーうい~。」
と身体をクネクネしてましたら、ハルくん、関西のお笑いさんのような
手の甲を使うツッコミを。
どうもこのクネクネがかわいい動きには見えなかったようで。
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