2月25日(土) 対戦相手:関心
川崎市
クリニックでのバルーングリです。ニュースではインフルエンザ患者が二週続けて減少したとやってましたね。なので、待合室もそんなに混雑しておりません。患者さんの滞在時間が短いので、なるべく来院されたら直ぐにバルーン作ってプレゼントするようにしてるんですよ。そうしないと、貰えなくて帰ってしまう方も出てしまいますからね。でも今日は
ひとりに二つ配れる余裕も。
診察室兼処置室から出てきて泣いている女の子の横にひょこっと座り、何事もないようにバルーンを取り出して、膨らまして捻っているうちにその子が泣き止んでバルーンに集中して、作品作って手渡した時にはもう涙もなく、笑顔でありがとう、って言われた時は、500人入るホール満席でマイムやってウケた時と同じくらい充実感がありますよ。そんな瞬間が今日はありました。
ガッツポーズ!
さて、お子さんにも喜んでもらいますが、お父さんお母さんがお子さん以上に興奮する時もあるんです。お母さんは
「ほらぁ、◎◎ちゃん、見て見て。」
と促しますが、当のお子さんは待合室の水槽の熱帯魚に夢中で
オイラ、熱帯魚に負けた…。
「うん、いいんですよ、お魚さん好きなんですよねぇ?」
と取り繕いながら、バルーンを捻るとお母さんは
「ほら、 ほらぁ、◎◎ちゃん、すごいよ。見て見て!」
の声の中、熱帯魚からこちらを見て、すぐにおもちゃ箱に突進。
おもちゃにも負けた…。
「じゃあ、ママに渡しておこうかな?」
と普段より大きめの声の精一杯の強がりが待合室に響くのでした。