２月２２日（金） 対戦相手：先生
中野富士見町
パントマイマー・山本光洋さんのソロライブ『かかしになるために ８』を中野富士見町のplanBに観に行ってきました。一時期ボクは光洋さんにマイムを習っていた事もありまして、身体の使い方は今でも参考になりますし、作品の発想や展開の仕方はやはり見て勉強になる事ばかりなのです。毎年ソロライブをやり続ける、しかもこの年に２回（今年は例外で一回のみなのですが。）必ず行う姿勢は尊敬しますし、現に今回拝見させていただいて
「オレも舞台やらなきゃ。」
という気にさせて頂きました。あ、出来れば光洋さんと一緒にやりたいです。ショート作品のオムニバスですし笑点にも出演しております光洋さんの代表芸「チャーリー山本」も今回も健在です。
土曜日まで。１５：００と１９：３０からの２回です。是非どうぞ。
例によって拝見させて頂いた後、初日打ち上げにも参加させて頂きまして、そしてまーじめな話とか一切する事なくダラダラ居させてもらったのですが、コレも楽しい時間なのですよね～。飲んで話してる光洋さんと舞台上の光洋さん、全く違う顔なんですけど、今回作品を観ていても感じたのが色んなキャラを演じて違うストーリー、大半がコメディなのに、シリアスなファンタジーもあり。喋ったり、完全にノンバーバルだったり。当然パントマイムをガチっと魅せてくれるのですがどれを取っても光洋さんなのです。
当たり前の話なんですけどね。
でも全部、光洋さんでして、ボクなんかもう途中からストーリーとかパントマイムのテクニックとかではなくて光洋さんを見ているんですよ。もっというと光洋さんが楽しくやってる姿を見ている、逆に言うとそこしか見ていない。昔、師匠や先輩に
「パントマイムのテクニックを見せるのではなく、パントマイムしている自分を見せるんだ。」
と教わった事がありまして、今でも教える立場になった時、それを伝えておりますが、今日の光洋さんはまさしくその状態なのでした。同じストーリー、同じ動きをマネしてみてもこうは出来ないよな、だってボクは光洋さんじゃないのだから。そしてコレは光洋さんだから面白いんだろうな。という事はですよ、自分にもそれが当てはまるんだよな。
うん、やっぱり今日観れて良かったです。
という事は恥ずかしくて本人には伝えられませんので、ここで書きました。あと一日、頑張って下さいませ。
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