9月9日(土) 対戦相手:踊る部分
ホテルMコスタ
披露宴での盛り上げ役出演です。思い起こせば5年前、ここのオープン時に披露宴会場を全スパン使って、オープニングレセプションを盛大にやりましたなぁ。ボクはあの時、初めて舞浜の土地でレギュラーの仕事が決まり、マスコミ各社の集まるレセプションのキャスティングにも抜擢され、
こりゃ、このホテルの仕事だけで喰ってイケルぜぃ!
なんて思ったものですが、5年たった今、
現実は甘くない。むしろビター。
披露宴の最初に、新郎さん新婦さんにインタビューする場面がありまして、その答えを聞いて盛り上げ役は踊ります。お二人のアツアツさにほだされ、こっちも浮かれてしまうのです。お二人のお答えに感動して身体が自然に動いてしまうのです。
台本上は。
盛り上げ役は数チームありまして、今でも台本に忠実に踊ってるチームもあるんですが、ボクとあきらさんのチームは踊ってません。ちゃんと演出さんの許可も出ていて、チームの個性を出して、且つ、面白ければOKという事なのですが、確か、
オープン2ヶ月目くらいには踊ってなかったね。
では、その踊りの部分をどうやって埋めていくかというと、パントマイムで表現しているのです。例えば、「赤い糸で結ばれて…」なんてキーワードをアドリブを言ったときには綱引きのマイムとかね。前振りがしっかり出来ていれば、マイムも有効的に使われるのです。
今日の新郎さんは誠実を絵に描いたような方でした。ひとつひとつの答えがとっても真面目でなのです。ただ、どうやってもキーワードが結びつきません。質問の答えとパントマイムが繋がらないのです。そこで、無理矢理ひねり出した打開策は、新郎さんの“誠実”さをキーワードにして
「その“誠実”さをパントマイムで表現いたしましょう。」
「えーっ、“誠実”ってどうやって…」
曲は無情にも流れていきます。そこでやったマイムは
人形振り。
別に、どっこもキーワードと掛かってませんよ。苦肉の策というか無意味というか不条理を狙ってみました。初めて見るお客さんは拍手などをして下さいましたが、いつも見ている司会者さんなんかポカーンって顔してましたね。
人形のように操られますよ。って意味は一切ありませんから。
見たかったです☆
あきらさんには、今日会ったのに、会いませんでしたね。。。