ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

『身』が『美しい』から『躾』。

2004-06-27 22:24:06 | 日記・エッセイ・コラム
 6月27日(日) 対戦相手:お礼の言葉
 パルティーレ大宮ウエディングビレッジ

 昨日の『ロッカー~』でご紹介した“ダジャレ ヌーヴォー”を持参してます。仕事の合間の休憩時間、結構ヒマなもんで。

 会場案内をする“コンシェルジュ”の女性アルバイト・ちはるさん(「21歳になっちゃった」と嘆いてます。)にこの本を見せてあげると、

 「“ダジャレ ヌーヴォー”??」
 「そう。ダジャレの本なんだよ。」
 「“ヌーヴォー”って何ですか?」

 そこから解らない?これをご覧の皆さんはお分かりですよね。説明、要りますか?

 そんな楽しい休憩の合間に、仕事です。披露宴が終わって帰る間際に、広場に集うお客さん。そこでピエロパフォーマンスをしていると、おばあちゃんに連れられた男の子が近寄ってきました。手には風船を持っています。怖がっているのか恥ずかしがっているのか、中々ボクの半径1m以内には入ってきません。すると、おばあちゃんがその子の気持ちを代弁し出しました。

 「『風船ちょうだい。』って言ってごらん。『もう一個作って』って。」
 「…。」

 男の子は喋りません。おばあちゃんは続けます。

 「これ持ってるから作ってくれないんだよ。ユウ君、隠して、かくして。」

 別にそんなルール無いですよ、おばあちゃん。しかも、おばあちゃん、ユウ君から取り上げて背に隠したフリをしてますけど、めっちゃめちゃ見えてますよ。そんなズルを今の内から教えなくても。正面切って向かってくれば対応するのにねぇ。で、ウサギを作ってプレゼント。おばあちゃんが自分の功績に満足して意気揚揚と、

 「ユウ君、この動物、何?」
 「ウサギっ!」
 「そーっ!凄いねぇ。よく解ったねぇ。ユウ君、偉いっ!」

 製造者への功労は一切ありません。目の中に入れても痛くないとは、まさにこの事。でも、おばあちゃん、しつける所はさすが年の功です。

 「ピエロさんにありがとうって言いなさい。」

 (そうだよね。これで何も言わなかったら、形を変えた恐喝ですからね。さあ、ユウ君、頑張って言ってごらん。大人への階段、登ってごらん。)

 「…。」

 すると、おばあちゃん、

 「これは、まだ言えません。さあ帰りましょ。」

 おーい!しつけ放棄、早くない?“まだ言えません”って、感謝の初体験、オレに捧げてくれないのね。結局ユウ君、1m以内には来ませんでした。

 初体験にはまだ早い?帰るの早いのに。


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