8月18日(木) 対戦相手:衣装さん
千葉県某所・衣装室
7月13日の『ロッカールーム』で本誌既報通り、9月からの超巨大テーマパークでの期間限定イベント“劇的なここの海”(英語に訳して下さい。)に出演するのですが、今日はその衣装合わせがありました。どんな衣装になるか楽しみです。でも、まだ打ち合わせもリハもしていないので、どんな内容になるかはさっぱり見当がつかないんですけどね。
指定の時間に衣装室に行くと、先に何人かの女性がいまして、はたして彼女達が同じショーに出るのか?それとも別のプログラムに出演なのか、さっぱり見当がつかないのですが、これからフィッティングというのは同じのようです。彼女達はカーテンの向こうに消えていき、しばらくして出てきたのですが、
下着姿!!!
正確に表現すると下着(ブラとかそういう意味ではなくて。)というのは衣装の下に着るレオタードのようなモノなんですが、ベージュ色のスクール水着のような格好でぞろぞろと出てこられると目のやり場に困ってしまって、つい携帯を取り出して画面を見ていますが、
メールなんか来てもいないし。
そんな女性陣は隣の部屋に移動していきました。ちょっと安心ですな。
今日は衣装合わせと聞いていたので、てっきり出来上がった衣装をフィッティングして、自分の身体に合うかどうか?「ここはちょっと突っ張りますねぇ。」とか、「この帽子だと前が見にくいのでもっとこんな感じにして下さい。」とか、ボクのオーダーが出せる場所だと思ってたんですが、行ってみるとデザインの色と衣装の色が違うだの、この帽子のここの形がデザイン画と違うだの、衣装を着たボクには何の質疑応答の機会も与えられず、会話はボクの前を通り過ぎていきます。
だったらマネキンに着させときゃいいじゃん!
一応論議も落ち着き、やっとボクの意見が言える時間がやってきました。
「ちょっと背中の部分が突っ張って、首元が苦しいんですよ。」
すると衣装さんが、
「じゃあ、ズボン脱いで見てみましょうか。」
衣装のズボンを脱いで、肩の部分が狭いとか、腕が目に伸ばせないとか、シャツの不具合部分を丁寧に説明して、すぐさま直しをしていただくんですが、その間ワタクシは
ブリーフ一丁。
細かく言っていきますと、上からアフロのかつら、白のシャツ、自前のブリーフ、靴下、革靴というとってもお間抜けな格好で、すこぶる真面目に
「腕の部分がどうしてもこっちに引っ張られるんですよねぇ。」
傍から見たら間抜けですが、その場所にいる人たちはとっても真面目なんです。