ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

消えます、消えます消えます、キ・エ・マ・ス~。

2004-06-23 00:56:00 | 日記・エッセイ・コラム
 6月23日(水) 対戦相手:消えたガソリンスタンド
 山手通り

 夜、中野富士見町の『plan B』での公演を見に行くのに、家を出たのは開演40分前。単純計算で、バイクで行けば30分で到着すると踏んで、余裕のアイドリングを予定してましたが、そういえばガソリンが殆ど無かったなぁ。まあ、行きに入れていけばいいか。

 バイクのスピードメーターのパネルを見ると、ガソリンは『E(エンプティ)』の赤い文字に針が掛かっています。でも、物知りのエディーさんは、この状態でもバイクが走ることを知っています。ガソリンタンクは多少の余裕があって、赤い表示でもまだちょっとだけガソリンは入っているのです。一番近いガソリンスタンドまで数百メートル。そこで入れていけば中野まで余裕の行程なんです。

 高速道路の建設工事で車線が減少している山手通り。夕方の渋滞をすり抜け、要町の交差点を超えたJOMOを目指すこと数分。そこにある…はずでした。ほえ?なんで無いの?

 高速の建設で、そこにあるはずのガソリンスタンドは見事に無くなってました。物知りのエディーさんは、ガソリンスタンドの地下にはすごい量のガソリンを貯めておくタンクがある事を知っています。だから、そう安々と、無くならないと思ってました。コンビニが改装するのとはワケが違います。建物だけ退かせば良いという、簡単なモノでない事も知っています。

 でも無い。

 誰だ?消したの?デイビット・カッパーフィールドか?マスク・マジシャンか?プリンセス・テンコーか?たぶん道路公団でしょう。

 この瞬間から快適なバイクライフは、黄金卿を探す開拓民の真剣勝負に変わりました。スタンドが無ければガス欠→エンスト→バイク、ストップ→後続車に轢かれる→ジ・エンド。そう、見つけなければそこには死が待っているのです。そして、こんな時には新しいスタンドなんか絶対に見つかりません。知っているスタンドは早稲田通りのESSO。そこまで持つの?

 信号で止まっているときにはエンジンストップ。下り坂ではアクセルを緩め惰性で走行。出来る限りの省エネ運転(決して地球のことを考えずに、己の事で手一杯)で、やっと見つけたENEOSの看板には

 1リッター 112円

 高い。高すぎる。ですから、スルーしました。そんな余裕が無いのは解ってます。針はメーターの一番下にくっ付いてから、どれだけ走ってるんでしょう。でも、112円は高いよ。やっぱり、当初の目的地のESSOまで行こう。行ける?

 走り手の心配をよそに、しっかり走りました、ESSOまで。本当にギリギリの闘いでした。でも、これでエディーさんはまたひとつ賢くなったのでした。ガソリンタンクは結構な余裕があって、赤い表示でもしっかりとガソリンは入っているのです。

 1リッター 111円 さっきの所と変わらないよ。


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