9月20日(水) 対戦相手:いとこさん
ホテルMコスタ
気持ちの良い秋空です。こんな素晴らしい日に結婚式をする方は幸せ倍増でしょうねぇ。平日ではありますが、披露宴の盛り上げ役のお仕事でした。
新郎さん新婦さんの中座中に、列席者さんへのインタビューのコーナーがありまして、まず最初はお子さんに
「お名前は?」
「●●。」
「●●ちゃんは何歳ですか?」
「4歳。」
「じゃあ、今お兄ちゃんとお姉ちゃん(新郎さん新婦さんの事を指します。)ここにいないけど、(ビデオ)カメラに向かって大きい声で『おめでとー!』って言ってみようか。いくよ、せーのっ」
「おめでとーっ!」
会場、割れんばかりの拍手となるわけです。頑張って言ってくれたお子さんには風船をプレゼントし、時間の関係で全てのお子さんからの声を貰えないのですが、その場に居るお子さんには全員に風船をプレゼントして、今度は大人の方にインタビューです。相方・あきらさんのアンテナに引っかかったのは新婦さんの従妹(いとこ)さんである女性でした。
「こんにちは。お名前をお聞かせ頂けますでしょうか?」
するとその従妹さんは、向けたマイクに入らないような小さな声で
「年齢とかも言うんでしょうか?」
いえいえ、大人の女性には年齢など聞きませんよ。こんなチャラチャラした盛り上げ役でも一応エチケットをわきまえているつもりですから。すると、この女性は、やはりマイクに入らない位の小さな声で
「年齢と、“大きくなったら何になりたいか”を聞いて下さいね。」
オッケー、承知いたしました。では参りましょう。
「では、お名前は?」
「▲▲ちゃん。」
「▲▲ちゃんは何歳ですか?」
「39しゃいです☆」
「▲▲ちゃんは大きくなったら何になりたいのかな?」
「お嫁しゃん!」
最初からそれが言いたかったんだぁ~。ノリが良いので、もう少し突っ込んで聞いてみましょう。
「今日の新婦さんご覧になっていかがでした?」
「とっても綺麗です。すんごい幸せそうで~、世界で2番目に綺麗です。勿論、1番は私ですけどね。」
「あはは…、その辺でもうイイでしょ?」
思わず、役ではなく素で突っ込んでた。でも、頑張って楽しませてくれましたので、普段大人の方にはあまりあげないんですが、風船をプレゼント。ピンク色のハートです。このハートをプレゼントすると、従妹さんは飛びっきりの笑顔を見せてくれました。そんな素敵な笑顔(あと盛り上げの精神も含む)があるのなら、すぐになれますよ。
お嫁しゃんに。