2月19日(土) 対戦相手:素早いお母さんの反応
文京区
小学校のPTA主催の行事でパフォーマンスです。今日は通常のパフォーマンスを40分。その後少し休憩を挟んで、どちらかと言うと時間的にもこっちの方がメインになるでしょうか、親子で
バルーンアートのレッスン。
普段カルチャーセンターで教えているのは大人の方を対象にしてますから、お子さんにはちょっと難しいかな?とも思いましたが、お父さんお母さんが率先して覚えてくれて、またフォローもして下さってますし、何よりもお子さん達が小さい手で一生懸命風船を捻ってる姿を目の当たりにすると、レクチャーしてて嬉しさいっぱいになりますね。基本の動物と、そこから派生してウサギを作りましたが、サンプルとして見せたキリンやネズミも、細かい部分まで全然教えていないのに
見て盗む
というプロ顔負けのテクニックで作り上げる子もいて、まあ全くお子さんの吸収力、そして楽しさに貪欲な力には頭が下がります。皆さん笑顔で、自分の作った作品を持ち帰っていきました。さて、前半のパフォーマンスの際に、
「大道芸のパフォーマンス、やってみたい人ぉ?」
手を上げてくれたのは3人。一人は男の子。ひとりはちっちゃい子。もう一人は女の子です。真正面に座っていた女の子、しっかりと背筋と腕を伸ばしてピッと手を上げましたら、その直後アズスーンアズに
お母さんがその手を掴んで下ろした。
その下ろさせ方がですね
「やめなさい。」
と言っているようだったので、
「お母さん、そんな無理矢理下ろさせなくてもイイですよ。まるで、
ソッチ(芸人)のセカイに行っちゃダメでしょ!
って言ってるみたいでしたもん。コッチはコッチで収入とか少ないですけど楽しい世界ですよ。」
で、お手伝いしてくれたのは1年生の男の子。
「大きくなったら何になりたいの?」
「まだ決まってない。」
「そっかぁ・・・
コッチのセカイへようこそ!」
アラフォーに片足突っ込んでる物覚えが悪い私には羨ましい限りです。
女の子のお母さんが手を下ろさせた気持ち、何となく分からなくもないですが、そんなに無理やり下ろさなくても…
ちなみに私は「手をあげたくても周りの視線が怖くて手を上げられない子供」でしたf^_^;