春の誘惑

　３月２０日（月）　対戦相手：本質を指摘する子

　ＩクスＰアリ

　

　昨日の強風とは一変、穏やかな日でお手紙の回収もパフォーマンスも気持ち良く演っておりますポス〒ィーノです。

　

　春休みに入ったせいか、普段の平日よりもお客さんが多く、とりわけきれいなお姉さんが多かったように思います。おそらく近くのホテルで謝恩会でもあったのでしょう。事あるごとに

　

　「すいませ～ん☆　Ａンバサダーホテルはどう行けばいいんですかぁ☆」

　

　鼻の下伸びっぱなしでご案内です。それが何度も続きます。このお姉さんたちの為にホテルへ直通の動く歩道とか作ってあげてよ、本社さん。あ、でも動く歩道が出来たら鼻の下が伸びなくなっちゃうか？

　

　春コートと黒のドレス、踵の高い靴、しっかりメイクにくるくる巻き髪か、もしくはアップにしてキラキラな粉。集団で歩いてるととても華やかでドレッシィで見ているだけで春を感じてしまうのですよ。

　

　ポストハウスの前で行き交う人（主にお姉さん）を眺めてましたが、もっと言うとお姉さん達の

　

　足首ばかり見てた。

　

　足首をロックオンに継ぐロックオンをしてたら、家族連れがボクの目の前を通り過ぎたのですが、ひとりの男の子がボクを見つけて

　

　「へんたいさん。」

　

　ドキッ！！露骨に足首を見すぎてたか？もっと色んな人に目をやるべきだったか？でも、そこは百選練磨の郵便物回収人です。しかもオモシロ郵便屋さんです。お母さんに聞こえるように

　

　「へんたいさんじゃなくて郵便屋さんですよぉ。」

　

　そして、手の甲を帽子にビシッと当てるように敬礼しました。すると男の子、

　

　「やっぱり兵隊さんだ。」

　

　聞き間違い。でも心の奥を見られた気がしたよ。