寝グセですベンツ

　２月３日（木）　対戦相手：つむじと頭髪
　赤坂

　テレビのロケでして、早起きして赤坂にやってきました。何の番組かって？わかりません。だって話があったの一昨日だし、決定は昨日の夕方に出たし、台本なんか今日現場で貰ったんですよ。番組名もオンエア日も貞子…いえ定かではありませんが、解ってる情報としましては、

　テレビ朝日系列
　Ｍ－１グランプリで優勝したＡンタチャブルさんの番組
　関西では『伊東家の食卓』の裏でゴールデンで放送

　以上です。細かい情報わかり次第お知らせ致しますね。

　で、ＡンタッチャブルさんやＡンジャッシュさん、ＤランクＤラゴンさん他『Ｇん力舎』の芸人さんを抑えて、赤坂の超高級中国料理店に堂々一番乗り。意気込みだけは見せておこうと、しっかりメイクしだします。髪の毛もスプレーで整え、いつでも来い！そんな状態で待っていると続々と芸人さんが登場です。

　テレビのロケというのは凄いもので、メイクさんも備わっていますし、朝からお弁当が出ます。よっしゃ、この弁当持ち帰って家で食べよう。そんな貧乏根性はボクだけでは無かったはずです。帰るときには撤去されてましたけど。

　メイクさんはひとりひとりに丁寧に声を掛けていきます。どんな端役であろうと、若手であろうと。若手芸人さん達は「オレ達、イイっす。」ってな遠慮がちな感じで断っていました。ボクは「いえ、既に自分でメイクしましたんで。プゥ～（←煙草を吐く息の音）」という態度で余裕を持ってお断りしました。すると、メイクさんはボクの頭を見ながら、

　「ここ、寝癖が付いてますねぇ。ちょっと直しますねぇ。」

　恥ずかし～。寝癖って、大人としては“鼻クソ付いてる”“鼻毛伸びてる”の次にやっちゃイカン行動のひとつですよ。

　「これはドライヤーが無いとダメですねぇ。コチラに来て下さい。」

　女性楽屋でＯ久保佳代子さんや田上よしＡさんにまじり、ひとり髪の毛をセットされる間、男性楽屋では打ち合わせが始まってた。ひえ～、行かなきゃ。プロデューサーさんの話を聞きながら、メイクさん、ずーっとボクの頭をいじってました。

　今回の役どころは『出張司会者』という役です。宴会の司会をしています。最大の難関台詞

　「では、Ａンジャッシュ様よりお言葉を…」

　というのも一発クリア！いや～、ドキドキしましたよ。言い辛いんだもん、『Ａンジャッシュ様』って。ちなみに皆さん、パソコンの前で声に出して言ってみて下さいな。せーの、……。あれ？言えた？オレだけ？

　楽しい画になってると思います。ここでの撮影最後のシーンでは結構面白く映ってると思いますよ。

　カットされてなければね。

　ＧＯＯＤＪＯＢ　ＧＯＯＤ台詞ィング　ＢＡＤ寝癖