11月28日(金) 対戦相手:小さなお客さん達
稽古場
昨日の夜、稽古終わりに居酒屋でボクと田畑さん、音響さん、なっぱで会議を開きまして、香盤(ネタの並び順)を決定しました。ひとつひとつのネタの特性や破壊力などを吟味して、様々な意見が取り交わされたのです。解りやすく言うと、ステーキの後に牛丼は食べられないでしょ?だからスープから始まって前菜、魚、肉、デザートとお召し上がりに最適なオーダーを並べるのですよ。
パンはいつ食べるの?
そういう事ではないのです。で、最強の布陣が出来上がりました。これは面白い並びですよ。まだまだ個々のネタの磨きを掛けますが、台本書いたり色々悩んでいる頃に比べたら正直ここまで面白くなるとは思ってませんでした。
見えた!
香盤を決定して初の稽古。自ずとメンバーにも新たな緊張感が生まれます。いい傾向ですよ。そして今日の稽古で更に確信しました、絶対面白いって事を。自画自賛じゃなくてね。稽古最中には、かなり厳しい事をダメ出ししたりしますが、それもこれもすべては最高の舞台を作る為ですんで、時には鬼になり憎まれ役も買いますが、あとちょっとだけ我慢してね、皆さん。
稽古場には小さいお客さんがおりまして、ひとりは田畑さんのお子さん(幼稚園・男子)。もうひとりは音響さんのお子さん(幼稚園・女子)。で、全員が出演するネタの稽古では誰もお守りをする人がいないのでお子さんふたり野放し状態です。まあ危険もないので放置してますけどね。最初は座って折り紙をしておとなしくしてましたが、徐々に飽きてきたのか
「隠れんぼしよ。」
でもね、隠れる所なんか無いんですよ、机と椅子しか無い集会所ですからね、ココ。で、お子さんルールで始まったかくれんぼですが、隠れる側・音響さんの女の子、捜す側・田畑さんの男の子。女の子はカーテンの後ろに隠れました。だってそこしか無いんだもん。「もーいーよぉ。」女の子が隠れるので一生懸命の間、田畑さんのお子さんは
目、つぶらずずーっと見てた。
ボクには公演の完成型が見えてましたが、男の子には何が見えてたんだろ?