10月29日(木) 対戦相手:小学生
北区
以前コチラでも書きましたが、ラジきたをやっている縁から小学生のラジオドラマ作りにお手伝いさせてもらってます。先月は田畑さんとなっぱが脚本の作り方や発声に関してレクチャーに行き、今日は『PALpal 情報館』の岡野谷 純さんと録音・編集担当の横田さんと3人で学校訪問なのです。3・4時限目を使っての講習なのですが、4時限目は1クラス3チームに別れ、2クラス分で合計6チームの発表。当初、先生は録音するチームだけを部屋に入れてと考えていたようですが、他のチームの作品を聴くというのも勉強ですので、全てのチームが教室内に居て、
公開録音
という形を取りました。来月本番の収録があるのですが、それも公開録音だそうで、良い予行練習になったと思います。プロの世界ではこういうのをゲネというのだよ、みんな覚えておいてね、試験に出るよ。何の試験だ??この4時限目の仕切りをワタクシが担当させて頂いたのですけどね、45分の小学校の授業で6チームの公開録音。だいたい1チームが3分くらいの作品ですが、それにダメ出しというか「ここはこうした方がイイよ。」的なアドバイスをすると、優に5分は超えまして、後半かなり端折ったとはいえ最後のチームが終わったのは
給食の時間に突入してました…。
普段のラジきたで20分の持ち時間を越えて23分くらい話すワタクシの、サービス過剰な部分がこんな所でも出てしまったわいな。さて3時限目は岡野谷さんによります発声練習でした。例えば「おはようございます。」という言葉も声にこめる感情によって言い方が違ってくるという事を実戦形式で教えていきます。2人一組になって、ひとりは目隠し。もう一人が
『楽しそうに』
とか
『悲しそうに』
という指示を見て、目隠ししている子の背中から(これは表情などに頼らない為)声をかけ、どんな気持ちで発した言葉かを当てるゲームをしました。1組で男子が一人欠けていたので生徒さんに交じってボクもやってみましたが、こりゃ生徒さんがはしゃぐ気持ちが良く解るよ、だって楽しいんだもん。お題が『悲しそうに』の時、2組の男の子が当てられて、皆の前で正解を発表する事に。
「どんな気持ちで言ったと思う?」
「これからテストがあるのに、全然勉強して来なかった時の気持ち。」
設定細かいねぇ。素晴らしいっ!この子は将来、良い役者さんになるよ、行間の間の間まで読み込んで、自分なりのストーリーを作ったんだもん。えーっと、君さぁ、
集団田中に入らない?